結成25周年を迎えたバンド・THE BOOMが23日、都内で新アルバム『よっちゃばれ』の発売記念イベントを行った。ボーカルの宮沢和史は、SMAP・木村拓哉主演ドラマ『南極大陸』（毎週日曜　後9：00　TBS系）に第二次越冬隊隊長・岩城昌隆役で出演中。20日放送の第6話に登場したばかりで、「僕としてはあそこまで“七三分け”にされるとは思ってなかった」とポツリ。自身の見どころを「ヘアメイクの女性が日によって気分が変わるみたいで、ときどき“六四分け”になる。そこを見逃さないで」と笑わせた。

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　登場早々、木村をはじめとする第一次越冬隊員と激しく衝突するなど、クセのある役柄を演じる宮沢は「アルバムを聴いてほしいという思いもあって出たのに、あれでプロモーションになってるのかな」と苦笑い。今年放送された同局の人気ドラマ『JIN-仁-』でも新選組の近藤勇を演じ、「僕、“隊長系”ですね。先に『南極大陸』の出演が決まっていて、テレビドラマは10年ぶりだしもともと自信ないのに無理だろうって思っていたときに『JIN-仁-』の話が来て、いい緊張感を持ってやれました」と役者としての裏話も明かした。

　イベントではメジャーデビュー前に2年ほど原宿の“ホコ天”でバンド活動していた4人の約23年ぶりとなる“凱旋”ミニライブも開催。東日本大震災の影響で今年3月末から“発売無期限延期”となっていた同作から全4曲を披露し、発売を待ちわびていたファンを喜ばせた。