芸人・板尾創路が第2回監督作品『月光ノ仮面』(2012年1月14日公開)をノベライズ化し、小説家デビューすることがわかった。板尾には、日々の出来事を綴った『板尾日記』シリーズの著書があるが、創作小説を上梓するのは今回が初。12月14日、ワニブックスより発売される。 映画は3月の『第3回沖縄国際映画祭』で初披露され、8月の『第35回モントリオール世界映画祭』にも正式出品された。自ら脚本開発に参加した同作は、古典落語“粗忽長屋”をモチーフに、傷を負った二人の男と一人の女を中心に謎が謎を呼ぶ展開で、衝撃的なラストになだれ込むファンタジックなミステリー。ノベライズにおいてもシュールな板尾節が炸裂している。