サングラスに革ジャンといういでたちとロックンロールコントでお馴染みのお笑いユニット・超新塾が28日、東京・表参道GROUNDで開催したトークライブで、新メンバー2名の追加を発表した。オーディションを経て、大阪在住のバーテンダー・小嵐健太さん（25）とアメリカ育ちのIT企業に務めるアイク・ヌワラさん（25）という芸人経験のない素人二人。リーダーのイーグル溝神は「一番おもろくて、一番大変になるだろうメンバーを選んだ。可能性にかけました」と総評を述べ、タイガー福田も「ロックだけに6人でいきます！」と新生・超新塾をアピールした。

　今年2月をもってメンバーのドラゴン高山が脱退し、4人で活動していた超新塾は、5月より芸歴問わずに新メンバーを募集。約90人の志願者が集うなか、2回のオーディションを経て、7人のファイナリストが決定し、この日行われた公開最終オーディションで、2名の“シロウト”が新メンバーの座を射止めた。

　当初は一人に絞る予定だったが、サンキュー安富は「それぞれに魅力があった」と小嵐さんとアイクさんを評価。ブー藤原が「Hey！Say！JUMPにいてもおかしくない」と太鼓判を押すイケメン二人の加入で、イーグルも「ビジュアルが上がったわ〜」とホクホク顔。期待を一身に背負う小嵐さんは「まずは上京します。何事も頑張りたい」と意気込み、アイクさんも「会社は辞めてお笑いに生きる！」と流ちょうな日本語で決意を語った。

　お笑い経験者を入れず、あえていばらの道を選んだロック魂溢れる超新塾。課題は山積みというイーグルだが「ライブを中心にやっていきたい。“お客さんが集まること”を追求して、僕たちのお笑いの全てをライブで見せていきたい。最終的な目標は武道館でやりたいです！」と今後の抱負を語っていた。