女優のりょう（38）が22日、東京・渋谷のNHKで行われた10月18日スタートの初主演ドラマ『ビターシュガー』（毎週火曜　後10：55　NHK総合）の記者会見に出席した。劇中で元彼氏役の袴田吉彦を相手に約10年ぶりのラブシーンに挑戦するりょうは、「そういえば（10年）前も袴田さん」だったと語り、“運命の共演”に驚いていた。また「服を脱ぐところとか、ガリガリなんですけどビール腹が気になって……」とダイエット器具を購入したことを明かし、リアルな“アラフォー”女性の一面をのぞかせた。

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　小説家・大島真寿美の同名小説を原作にした同ドラマは、NHK総合の“女性のため”の新ドラマ枠「よる☆ドラ」の第一弾作品。とある出来事をきっかけに友情に亀裂が生じ、予期せぬ怒りや嫉妬にかられる39歳の“アラフォー”女性3人のそれぞれの生き方をリアルに描く。りょうは「きれいなラブシーンは他局で観てもらって、リアルな大人のラブシーン、会話、懸命に頑張るチャーミングな39歳を観てほしい」とアピールした。

　りょう、和久井映見を差し置いて、実生活で唯一結婚経験のない鈴木砂羽が劇中で唯一の既婚者役に挑戦。夫役のカンニング竹山とはまだ会えていないといいつつ、「竹山さんと私が夫婦というものを作り上げることにものすごく楽しみを感じる」と期待を寄せた。和久井は同ドラマに感じる“リアル”な部分を「話しているときの無防備な状態。楽しみでもあり怖くもある」と等身大で臨んでいる。

　本作でゲイの役を演じる豊原功補は、3人から自然な演技をベタ褒めされるも、自身では違和感だらけといったようで「役者人生で初めて“女優”をやらせてもらっています。こんな素敵な女優さん3人と共演できて、普通の男性役で恋ができたらどんなに幸せか」と本音をポロリ。さらに「テレビでそういった人たちが出ていると思っていたけど、まさか自分にその役が来るとは。文句が言えなくなってしまいました」と周囲を笑わせていた。