俳優の織田裕二らが21日、TBS系で独占放送される『世界陸上 韓国テグ』の制作発表会見を東京・赤坂の同局で行った。男子100m・200m世界記録保持者のウサイン・ボルト選手に対して織田は「どんな伝説を作るのか見逃せない！」と鼻息荒く語るなど、早くも“臨戦体勢”。メインキャスターは14年目で「総放送時間60時間、ずーっと真剣に見てると、疲れるんです。本当はビール片手に見たい」とジョークを交えつつ意気込みを語った。

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　今回の世界陸上は韓国テグにて8月27日（土）から9月4日（日）まで開催。開幕まで一週間を切り、織田は「2年に一度の夏のお祭りがやってくる。興奮させる驚きの上に、感動も来る。時差がないから、たっぷり楽しめると思う」と待ちきれない様子。事前に選手に取材も敢行し「前回（大会）に続いて、ボルト選手と2人で話すことができたけど、前回の印象とガラッと変わってた。今回はディフェンディングチャンピオンとして、相当プレッシャーを感じてると感じた」と、見所を紹介した。

　視聴者をうらやむ発言で笑いを誘った織田だが、「真剣に見るおかげで、感動がより伝わってくる。それが独特の魅力だと思う」と今年も使命を全うすることを約束。同じくメインキャスターを務める中井美穂は「織田さん自身が“アツイ”ので、一緒に汗を出しながらお送りできれば」と抱負を語った。

　会見にはウォーミングアップレポーターの小谷実可子と、インタビュアーを務める安藤あや菜も同席。すでに現地で取材している女子マラソン・シドニー五輪金メダリストの高橋尚子、現役選手の為末大、世界陸上女子マラソン銅メダリストの千葉真子も、現地から衛星生中継で出席した。