三池崇史監督の映画『一命』（10月15日公開）で夫婦役を演じる俳優・瑛太と女優・満島ひかりの2ショット場面写真を、ORICON STYLEが独占入手した。放送中のドラマ『それでも、生きてゆく』（毎週木曜　後10：00　フジテレビ系）での共演も話題だが、昨年10月から11月にかけて撮影された『一命』での共演が先。昨年秋といえば、瑛太は妻・木村カエラとの間に第1子となる男児が誕生、満島も映画監督の石井裕也氏との入籍を発表している。ともに新婚で、日々の充実ぶりを表\すように、自信にあふれ、輝きを放つ二人の姿が、映画のシーンのひとコマにも焼き付いている。

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　同作は、歌舞伎俳優の市川海老蔵と瑛太のダブル主演で、貧しくとも、愛する人とともに生きることを願い、武家社会に立ち向かった二人の侍の生き様を描いた作品。1958年に発表された滝口康彦の傑作『異聞浪人記』を原作に、三池監督が時代劇初の3D作品として映画化した。企画・プロデューサーは『おくりびと』『十三人の刺客』の中沢敏明、『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』のジェレミー・トーマス、音楽を坂本龍一が手がけるなど、世界を舞台に活躍するスタッフが集結。今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門へも出品され、話題を集めた。

　江戸・徳川治世による天下泰平の一方で、御家取り潰しにより仕官先もなく生活に貧窮した浪人が急増した時代の物語。瑛太は元芸州広島・福島家の出で、千々岩求女（ちぢいわ・もとめ）と名乗る浪人を演じるため、体重を落として撮影に臨み、現場でも食事も控えるなどして取り組んだという。切腹シーンにも挑戦した瑛太は「家族を守るために自分の命を懸けた男・求女を演じ、人は自分の家族のためにどこまでできるのか、僕自身考えさせられました」と語っていた。

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