自伝映画『パープル・レイン』で1980年代に大ブレイクしたプリンスが、借家をパープルに塗り替えてしまったことで、家主から訴えられていたことがわかった。

　日本ではかつてその名にちなんで殿下と呼ばれていたプリンスだが、殿下であろうとも家主は大目に見てくれなかったようで、1月に訴えを起こされている。
　というのはプリンスは、月7万ドル（約81万円）でNBA選手カルロス・ブーザーから借りているウエスト・ハリウッドにある家の外装をパープルに塗り、プリンスのロゴなどを装飾したのだ。内装工事も施し、プライベートビューティ・サロンを作るため大きな穴をあけ大掛かりな配水管工事までしたという。寝室のカーペットも張替えパープルの格子柄にしてしまった。

　家主は3日以内に修復するよう要請したが、プリンスの弁護士はこれを拒否。家主は3月いっぱいは契約上プリンスを追い出すことはできないという。

（田才知矢子）