ORICON STYLE

2009年10月05日
大人になりきれない大人たちの寄り道〜いまも青春!?別の生き方への夢、やり残したこと〜

サイドウェイズ
自分が最も青春していたと思う時期は?
項目 %
小学生 2.3%
中学生 11.3%
高校生 32.0%
大学生 23.3%
社会人 20.5%
ない 10.8%
青春時代の記憶をよみがえらせるアーティストは?
順位 洋楽 邦楽
1位 マイケル・ジャクソン 中森明菜
2位 マドンナ チェッカーズ
3位 ワム! サザンオールスターズ
4位 ビリー・ジョエル REBECCA
5位 カルチャー・クラブ 松田聖子
6位 ボン・ジョヴィ 光GENJI
7位 シンディ・ローパー 渡辺美里
8位 デュラン・デュラン 松任谷由実
9位 ABBA 久保田利伸
10位 ホイットニー・ヒューストン 小泉今日子
80年代洋楽が呼び起こす青春の感傷

 社会的に責任のある立場に立ち、それまでに培ってきた社会経験と豊かな経済力から、多忙な生活のなかでも知的好奇心と行動力にあふれる40歳前後の大人たち。そんなアラフォー世代のいま現在の青春、誰しも一度は考える人生の寄り道を描く映画『サイドウェイズ』に同世代からの関心が集まるなか、彼らの青春時代について聞いてみた。

 まず、自身の青春時代は、高校、大学生時代とする声がもっとも多かった。それはまさにバブルまっただなかの1980年代。そのころの音楽や映画、テレビドラマなどから、青春の思い出にひたる人も多いことだろう。思い出のアーティストを聞いたところ、中森明菜、チェッカーズといった当時一時代を築き上げたアイドルや、サザンオールスターズ、レベッカなどの若年層から絶大な支持を集めたバンドが挙がる一方、80年代の洋楽ブームを反映し、マイケル・ジャクソンが邦洋をあわせて1位に。そのほか、マドンナ、ワム!、カルチャー・クラブ、シンディ・ローパー、デュラン・デュランといったファッションやライフスタイルでも注目を集めたアーティストたちが登場した。

 この時代の名曲は、その後もたびたび邦洋のアーティストを問わず繰り返しカバーされ、それらを集めたコンピレーション・アルバムも数多くリリースされヒットしている。そんななか、マイルス・デイビスや松田聖子、Charaなど、国内外の幅広いアーティストにカバーされたシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」が、『サイドウェイズ』の主題歌に使用されている。80年代の代表曲のひとつであり、1984年の全米ヒットチャートNo.1に輝いた同曲に、当時のいろいろな思い出を持つ大人たちは多い。

 いまでも映画やテレビドラマの主題歌などに多用されている80年代の名曲たち。青春時代の感傷にひたりたい年ごろ(!?)のアラフォー世代にとっては、うれしいところだろう。

最近トキめいたのはいつ?
項目 %
1週間以内 13.8%
1ヶ月以内 8.5%
3ヶ月以内 3.5%
半年以内 2.5%
1年以内 5.5%
ない 66.3%
昔、好きだった人に再会したい?会いたい35.8% どちらともいえない34.2% 会いたくない30%
昔、好きだった人に会ってしたいこと・・・・・・

 「最近トキめいたのはいつ?」という質問に対して、66.3%の人はそれ自体が「ない」とするが、「ある」人も約4割に上る。「ある」人の男女比は半々だが、その理由は「妻の可愛い姿をみたとき」(30代男性)という回答のほか、「街でおしゃれな男のコを見かけた」(30代女性)「素敵な子供の担当医に久々に会った」(30代女性)「元カノに会った」(40代男性)「夫の仕事関係の友人と会ったとき。私のタイプのイケメンだった」(40代女性)など、青春のトキめきの声が意外に多い。

 その感じ方の度合いは人それぞれ異なるだろう。しかし、ちょっとした出会いから、淡い思いを抱いてしまうところは、昔もいまも変わらないようだ。40代の男性2人が、旅の最中に、20年前の留学生時代の片思いの相手にバッタリ出会う・・・。『サイドウェイズ』のストーリーだが、そこで生れる感情、そこから始まる出来事は、誰もが共感せずにはいられない・・・。今回のアンケートで、「昔、好きだった人に会いたい」かを聞いたところ、「会いたい」「会いたくない」「どちらともいえない」の3つがほぼ同率となったが、男性だけでみると45%の人が「会いたい」とする。「そのころの話をして、気持ちを伝えたい」「お互いにどう思っていたか話してみたい」など、当時かなわなかった告白への意思が多いほか、付き合っていた相手に対しても「ゆっくり飲みたい」「いま幸せか聞いてみたい」との思いが寄せられた。

 また、「自分が大人になりきれていない」部分を聞いてみると、大人のなかの子供の部分を垣間見せられるかわいらしいものから、「今のままでいたいと思うとき」「まだ人生が変えられると思っている」などの思わず胸にチクっと刺さるものも。『サイドウェイズ』では、人生の折り返し地点からでもそれを変えようとする男たちのおもしろおかしい奮闘が描かれる。その結末は、リアルな現実にも通じる・・・!?

自分が大人になりきれていないと思うとき

・今のままでいたいと思うとき(女性/30代/石川県)
・子供が優遇されることを不満に思うとき(女性/30代/東京都)
・子供のイベントに参加したくて仕方なくなるとき(女性/30代/東京都)
・買物にいくと必ずお菓子を買ってしまう(女性/30代/神奈川県)
・おもちゃを衝動買いした時(男性/30代/神奈川県)
・アイドルのライブに参加しているとき(男性/30代/神奈川県)
・仕事と遊びの区別ができない(男性/30代/福岡県)
・自己防衛のためにウソをつくとき(男性/30代/埼玉県)
・おもしろおかしく勢い優先で楽しんでいる(男性/30代/北海道)
・かわいいアイドルと同じ服を着てしまうところ(女性/40代/京都府)
・アイドルに熱狂してるとき(女性/40代/愛知県)
・まだ人生が変われると思っている(女性/40代/宮城県)
・マンガを読みながらポテトチップを食べる(女性/40代/埼玉県)
・何に対しても負けず嫌いなところ(女性/40代/愛知県)
・同年代と話が合わず、20代との話でやたらと盛り上がる(女性/40代/神奈川県)
・子供より激こうしているとき(女性/40代/宮城県)
・いつまでも一発逆転を考えているところ(男性/40代/神奈川県)
・ゲームで徹夜してしまうとき(男性/40代/東京都)
・若いおネエちゃんが好き(男性/40代/北海道)
・昔好きだったアニメにいまも心躍る(男性/40代/大阪府)


サイドウェイズ
(C)2009 Twentieth Century Fox and Fuji Television

米アカデミー賞に輝いたハリウッドの名作が、名優・小日向文世と生瀬勝久の主演で、フジテレビと20世紀フォックス映画が製作を手がけ、日本映画として生まれ変わった。40才を過ぎても大人になりきれない2人の男が、1週間のカリフォルニア旅行でしでかす数々の出来事に、誰もが爆笑すること間違いなし!そのうち、いつの間にか2人に自分に重ね合わせ、人生のちょっとした寄り道に想いを馳せる――。いまどきを生きる大人のための青春映画。

【ストーリー】
主人公は、キャリアも私生活もさえない、ダメ中年のシナリオライター・道雄。親友・大介の結婚式に出席するため渡米した彼は、独身最後の日々を謳歌したい大介に乞われて1週間のドライブ旅行に出かける。行き先は、カリフォルニア・ワインの聖地ナパ・バレーだ。そこで道雄は、20年前の留学生時代に家庭教師として勉強を教えていた麻有子と再会。封印していた恋心がときめくのを感じるが、2人の距離はなかなか縮まらない。いっぽうの大介は、麻有子の友人のミナと意気投合。婚約者がいることを隠したままミナの家に入り浸る。不器用すぎる道雄とチャランポランすぎる大介。果たして彼らの旅には、どんなゴールが待ち受けているのか。

監督:チェリン・グラック
キャスト:小日向文世 生瀬勝久 菊地凛子 鈴木京香 ほか
音楽:ジェイク・シマブクロ
脚本:上杉隆之
製作:亀山千広


【調査方法】
9月18日(金)〜9月24日(木)全国の30代、40代の男女各100人、計400人にインターネット調査。

©2009 Twentieth Century Fox and Fuji Television
菊地凛子 スペシャルインタビュー