【upcoming】すし娘、西田望見など、8/5付週間ランキング『コンフィデンス』編集部注目の6作

 8/5付オリコン週間ランキングから、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が独自の目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

Ivy to Fraudulent Game「模様」/シングル47位

新たなフェイズに突入するIvy to Fraudulent Game
 4人組バンド・Ivy to Fraudulent Game(アイヴィー トゥー フロウジュレント ゲーム)のメジャー3rdシングルが47位にランクインした。昨年9月の1stシングルからわずか1年の間に3作をリリース。それぞれタイプの異なる3曲で急成長を遂げる姿を見せてきた彼らの新作は、哀愁が漂うアコースティック・ギターのサウンドに乗せてリリカルな心象描写を歌い上げるミディアムバラード。心の奥底まで響く温かいメロディがリスナーの胸を熱くしていくような、彼らにとって新たなフェイズに入る新曲。ファン層の拡大に期待。

すし娘「じゃあ またね。/ HAPPY BOY」/シングル61位

自己プロデュース力も魅力、大阪から注目ユニット登場
 1M(マネージャー)DJ/2ボーカルの女性3人組ユニット・すし娘の2nd シングル「じゃあ またね。/HAPPY BOY」が61位にランクイン。初TOP100入りを果たした。すし娘は大阪・難波を中心に活動。メロフロートや、ぱんち☆ゆたかも在籍するBAKKY所属ということもあり、10代とは思えない、いやむしろ10代らしい勢いを最大限発揮する自己プロデュース力が強み。TikTokで話題を振りまく一方で、路上パフォーマンスでは東京や福岡にも遠征するなど度胸満点。まさに自らの力だけでシーンを駆け上がり始めている。

藤井香愛「TOKYO 迷子」/シングル62位

低音のハスキーボイスが魅力、遅咲きの“歌謡ディーバ”
 藤井香愛の2ndシングルが62位、演歌・歌謡部門6位に初登場した。幼少の頃から歌手を夢見て、東京ヤクルトスワローズ公認パフォーマンスユニット・DAD’Sとして活躍したり、カラオケのガイドボーカルを務めたりと下積み生活をおくってきた彼女。低音のハスキーボイスと共に、その経験が楽曲に深みを与えている。新曲は都会で暮らす女性の揺れ動く気持ちを綴った内容で、30代を迎えたばかりの藤井が感情の機微を丁寧に歌い上げている。藤井は端正なルックスも魅力で昨年はCM出演も。活躍の場は広がっている。

西田望見『女の子はDejlig(ダイリー)』/アルバム36位

ワルキューレなどで人気の声優がソロデビュー
 人気アニメ『マクロスΔ』でマキナ・中島役を務め、同作の戦術音楽ユニット“ワルキューレ”のメンバーでもある声優の西田望見。ソロデビューミニアルバムが、初登場36位にランクインした。6つの楽曲と“語り”で構成された本作は、作詞家の児玉雨子氏が語りパートを書き下ろし、TeddyLoidら、気鋭のクリエーターが楽曲制作に参加。自身も作詞に初挑戦するなどバラエティーに富んだ作品になっている。本作発売を記念し、東京、大阪、福岡で西田望見×プリンセスカフェの“のぞみる食堂”を期間限定オープンした。

infinit0『infinit0 1st ミニアルバム「0(ゼロ)」』/アルバム96位

相性ぴったりの歌声で魅了、ツキプロの新ユニッ
 ツキノ芸能プロダクションに所属するinfinit0のデビュー作『infinit0 1st ミニアルバム「0(ゼロ)」』が96位に。知的で落ち着いた雰囲気の数寄川零(声は田所陽向)と明るく人懐こい御風呂庵(声は千葉瑞己)による2人組で、代表曲「0×0=∞-インフィニート-」やセクシーな歌声の「アドレナリンKISS」などが収録。2人の息ぴったりな歌唱を堪能できる。ラジオで見せる仲の良さもポイントで、発売記念イベントは大盛り上がりだった。10月にはソロシングル発売が予定されており、今後のセールスの伸びに注目したい。

Uru「願い」/デジタルシングル(単曲)48位

  • Uru「願い」

    Uru「願い」

アニメ『グランベルム』テーマ、作品の世界観に寄り添ったUruの歌声
 Uruの先行配信シングル「願い」が、48位にランクイン。現在オンエア中のMBS・TBS系アニメ『グランベルム』エンディングテーマに起用されている。これまでも主題歌やテーマを担当しており、TBS系ドラマ『中学聖日記』主題歌の「プロローグ」では、涙腺を決壊させる歌声が反響を呼び、作品の世界観をしっかりと表現した楽曲で注目を集めた。本作では、「自分には何もない」と思いながらも、自身の現状を変えるために戦う姿を描いた主人公らの心情を見事に表現している。そっと寄り添うUruの歌声は、多くの人に広がるだろう。

提供元: コンフィデンス

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