“声優”と“アイドル”二足のわらじで活動する=LOVEとは

 “声優アイドル”グループの=LOVE(イコールラブ)が、5月16日、3rdシングル『手遅れcaution』を発売。“声優”と“アイドル”の二足のわらじを履き、多方面での活躍を目指す彼女たちの将来像について話を聞いた。

マルチに活躍できるアイドルを目指す

 指原莉乃が、自身の理想のアイドルをプロデュースするために、声優などのエンタメ学校であるの代々木アニメーション学院とタッグを組んでオーディションを実施。声優教育を施した新しい“声優アイドル”グループ「=LOVE(イコールラブ)」を誕生させた。メンバーは13歳から21歳までの12人。結成から1 年、数多あるアイドルグループのなかで自分たちの魅力をメンバーはこう評する。
「全員が個性がすごく強くて、しかもタイプがみんな違う。それぞれの個性が際立っているところが魅力だと思います」(音嶋莉沙)
「ファンの人達からは私たち12人が仲良くて、平和だからすごく和むってよく言われます」(大場花菜)“声優アイドル”の名の通り、目指しているのは「声優もできるアイドル」。
「結成してから今もずっと声優のレッスンを続けていて、メンバーそれぞれがオーディションを受けています。声優は、声のあて方だったり、滑舌だったり、普通のお芝居とはまたぜんぜん違うので、もっともっとうまくなれるように、みんなでがんばっていきたいと思います」(大場)

 歌では、5月16日、3rd シングル『手遅れcaution』を発売。デビュー曲からすべて、作詞は指原莉乃が担当している。
「デビュー曲の「=LOVE」と2枚目の「僕らの制服クリスマス」は清楚な印象の王道のアイドルソングでしたが、3枚目は180度違う、カッコ良さをメインにした楽曲なので、新たな=LOVEを見せていきたいと思っています」(大場)

指原の現役アイドルならではの思いが込められたグループ

 さらに、今年2月には、動画配信サービス『あにてれ』とのコラボによる2.5次元舞台『けものフレンズ』を東京で上演。メンバー全員が出演し、ステージを成功させた。
「初めての舞台だったので、稽古中は悩むことも多かったですが、この作品で全員また少し、殻を破れたんじゃないかと思います。次は7 月にプロジェクト第2弾「ガールフレンド(仮)」を上演する予定なので、もっともっとみんなで努力して良いものを作りたいです」(山本杏奈)
「=LOVE」のグループ名には、指原莉乃の「アイドルとはファンに愛されなければいけない。そしてアイドルと言う仕事も自分が愛さなければいけない」という現役アイドルならではの思いが込められている。そんな指原から、メンバーはこんなアドバイスを受けたと言う。
「SNSの使い方も大切なんだよって言ってくださり、指原さんの考えで、ブログは大場花菜だけ、インスタは大谷映美里だけがやっています。大場はすごく文章がうまくて、メンバー全員の日常を紹介してくれています。大谷は写真を撮るのがすごく上手で、美意識の塊なので、メンバー全員も大谷のインスタを見るのが楽しみなんです。あと、私は指原さんの意見でリーダーになりました。指原さんは、1人ひとりに合ったことを見つけて、プロデュースしてくださっているなって思います」(山本)
「今までライブのトークは、和やかな感じになるかなと思って、テーマを決めずに喋っていたのですが、けっこうグタグタになってしまって(苦笑)。これから全国握手会が始まるのですが、指原さんには、トークはテーマを決めて、全員が話せるようにしたほうがいいよとアドバイスをいただいたので、今、みんなで研究中です」(大場)

 指原の「アイドルとしてセンターで輝いている姿や、バラエティでトークをしている姿など、マルチに活躍している姿に憧れる」という12 人。そんな彼女たちの目指す=LOVEの将来像とは。
「ゆくゆくは、声優としてはもちろん、お芝居やグラビアなど、1 人ひとりがマルチに活躍できるアイドルになれたらいいですね。でも、その前に、まずは=LOVE の知名度をもっともっと上げていって、いずれ単独コンサートができるようになりたいです」(山本)
「ファンの人達に応援されるアイドルではなく、私たちがファンの人を応援するアイドルにならなければいけないって思っています。それがイコラブの目指す像です」(大場)

(文/河上いつ子)

提供元: コンフィデンス

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