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過給機付きの3.5リッターV6エンジンを搭載した「ロータス・エキシージ」の最新モデル「スポーツ410」。7年にわたり連綿と施されてきた改良は、このクルマにどのような進化をもたらしたのか? 卓越した走行安定性と洗練されたエンジンの妙味を堪能した。
磨かれ続ける走りの質
ロータスにおいて、「エリーゼ」と「エヴォーラ」の間を埋めるモデルとして存在しているエキシージ。このクルマのラインナップは「S」からスタートし、次いでそのオープン版である「ロードスター」が登場。その後、ベースグレードとしての役目は「スポーツ350/スポーツ350ロードスター」へと引き継がれた。
ロータスは細かなブラッシュアップを適宜重ねるメーカーだけに、そのラインナップの変遷を把握することが難しい。2017年のマイナーチェンジ以降は、ストリートユースに重きを置いた「スポーツ」シリーズと、トラックユースに特化した「カップ」シリーズに大別される。当初はそれぞれに「スポーツ380」と「カップ380」をラインナップしていたが、現在はこれがスポーツ410と「カップ430」に進化を遂げている。
そして今回は、そのスポーツシリーズにおける最上級モデルとなる、エキシージ スポーツ410を試した。
スポーツ410に触れて思うのは、先に触れた細かくも地道なエボリューションが、その先にある“洗練”をしっかりとモノにしていることだ。筆者はエキシージSの時代からこれに触れ続け、ワンメイクレースの「Lotus Cup Japan」にも3シーズンほど参戦した経験を持つのだが、その走りは最初期のモデルから見違えるほど変わった。
まずその動力性能をつかさどるエンジンは、水冷式のインタークーラーを得たことで次なるステージへと飛躍した。具体的には、あのどう猛さをむき出しにしていた3.5リッターV6スーパーチャージャーの特性が、先んじて水冷式インタークーラーを投入したエヴォーラのそれが持つ、スムーズな回転上昇感に近づいたのだ。...