イギリス、ロンドンの中心部にある世界三大博物館のひとつ大英博物館。2013年には過去最高の年間来場者数670万人を記録するなど、世界各地から集められたコレクションを見るために多くの人が足を運ぶ人気の博物館です。そして、そのコレクションとともに忘れてはならない大英博物館の魅力が、ここでしか手に入らないユニークなグッズです。今回は大英博物館を訪れたら見逃せないお土産をご紹介しましょう!
大英博物館のお土産といえばこれ!アヒルのかわいさに悶絶!
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日本でも人気の子供用お風呂グッズのアヒルが、大英博物館仕様となって売っています。スフィンクス風のアヒルは、大英博物館を代表する人気のお土産の1つで、2015年に日本・上野の東京都美術館で行われた大英博物館展でも大人気だったようです。スフィンクスの他には、古代ローマ、古代ギリシャ、ヴァイキング、ネイティブアメリカン、侍など種類は豊富です。
また、このアヒルは大英博物館だけでなく、イギリスの各地で異なる種類のものが販売されています。例えば、シェイクスピアの生まれた街ストラトフォード・アポン・エイヴォンやロンドンのグローブ座では、シェイクスピア仕様のアヒルが売っています。ロンドンのタワー・ブリッジでは、アヒルが橋を背負ったおもしろい形をしていたり、ビッグ・ベンバージョンのアヒルは、頭の部分が時計台になっています。各地を訪れた記念にコレクションしてみるのはいかがですか?
自慢したくなるUSBメモリ
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写真や文書ファイルのデータ保管に欠かせないUSBメモリ。大英博物館では、目玉展示の1つ「ロゼッタ・ストーン」と同じデザインのUSBメモリが売っています。裏側にはしっかり「The British Museum」のロゴが入っていますので、お土産としてもぴったりです。また、ロゼッタ・ストーンの形をしているUSBメモリならほどよい大きさがあるので、失くしてしまう心配や、他の人のものと混同することもありませんね!
他にもエジプトの猫、ロンドンバス、かわいらしいミイラの女の子のデザインなどがあります。
雨の日が楽しみになる折りたたみ傘
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お土産ショップには、博物館にある展示品のデザインを使った折りたたみ傘が何種類も売っています。その中でも、特にこちらの傘は水に濡れるとデザインが変わるというユニークなものです。傘に描かれているのは、大英博物館のシンボルでもあるグレートコートのガラス天井です。晴れた日には、この天井からは青空も見えるので、そのシーンが傘のデザインにも生かされています。また、大英博物館の正面、ロンドンのシンボル的なバス「ダブルデッカー」、国会議事堂のビッグ・ベン(正式名「エリザベス・タワー」)もプリントされています。憂鬱になりがちな雨の日も、こんなおしゃれな傘があれば使うのが楽しみになりますよね!
ちなみに、グレートコートのガラス天井は2000年の大改築の際に新たに設置されたもので、イギリス人建築家ノーマン・フォスターによってデザインされました。このノーマン・フォスターですが、世界中の有名な建物の建築を行っており、ロンドンでも彼の手がけた建造物を見ることができます。映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のワンシーンにも登場するミレニアム・ブリッジ、巨大なキュウリに見えることから通称「ガーキン」と呼ばれるスイス・リ本社ビル、テムズ川沿いに立つ卵のような形をしたロンドン市庁舎などはロンドン観光でも人気のスポットですので、大英博物館と合わせての観光もおすすめです!
おしゃれ度に差がつく!イズニク陶器柄のグッズ
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「イズニク陶器」は、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、鮮やかな色と独特の花模様を持つ陶器です。トルコ北西部にあるイズニクという街で生産され、16世紀に最盛期を迎えました。イズニク陶器製のタイルは、オスマン帝国の建築にも取り入れられ、トルコのイスタンブールにある世界遺産「トプカプ宮殿」にも、内部がイズニクタイルで覆われた広間があります。
そんなイズニク陶器のデザインが、キッチン用品や筆記用具、雑貨類に生かされたグッズを館内のショップで買うことができます。お土産グッズには、大英博物館のコレクションをモチーフにしたユニークな商品が多い中で、特に女性には嬉しい普段使いしやすいグッズの1つかもしれませんね!
変わり種のお土産も充実!読めない本が売っている!?
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大英博物館では、定番グッズに加え少し変わったお土産もたくさん売っています。写真の『ピーター・ラビットのおはなし』は、昔エジプトで使われていたヒエログリフという文字で書かれているんです!内容を理解できる人はほとんどいないと思われますが…こういうグッズを作ってしまうのが、なんともユニークですよね!お値段は通常の英語バーションより少し割高になっていますが、最初から最後までヒエログリフで書かれているレアな『ピーター・ラビットのおはなし』ですので、ぜひともゲットしたいグッズの1つです。
ほかにも、エジプトのミイラの棺型の缶に入ったチョコレート、展示品の一部がプリントされたネクタイやiPhoneケース、昔の兵士の子供用ヘルメット、展示品を模したアクセサリーなどなど…挙げたらきりがないほど、おもしろいグッズが見つかりますよ!
おわりに
大英博物館内には、お土産ショップが数カ所ありますが、グレートコートの1階(グランドフロア)中心部にあるお店が、最も品揃えが多いので一度に様々な商品を見られるようになっています。
入場無料ですので、一通り観光をし終えた後にお土産だけ買いにいくことも可能です。
大英博物館への地下鉄最寄駅は、ラッセル・スクエア駅(Russell Square)、ホルボーン駅(Holborn)、トッテナム・コート・ロード駅(Tottenham Court Road)、グッジストリート(Goodge Street)です。また、この4つの地下鉄駅には、ピカデリー線(Piccadilly Line)、ノーザン線(Northern Line)、セントラル線(Central Line)という3つの地下鉄の線が通っているので、ロンドンのどこからでも比較的アクセスしやすくなっています。
■関連MEMO
大英博物館
http://www.britishmuseum.org/visiting.aspx?lang=ja
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【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
みゆ ごんた