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昼ごはんだけ開放!新潟「八海山みんなの社員食堂」が旨すぎる


霊峰・八海山のふもとの広大な敷地に、銘酒「八海山」の八海醸造が手がける「魚沼の里」があります。酒造りを行う酒蔵を中心に、そば屋、和洋菓子、ベーカリーなどがゆったりと点在する複合施設で、その中のひとつが「八海山みんなの社員食堂」。基本は従業員ための社食ですが、昼の時間帯だけ一般にも開放。米どころ・魚沼のごはんと、麹やあまさけを使ったおかずが本当に美味しく、わざわざ行きたい社食ナンバー1間違いなし。

健康と栄養バランスを考えた昼ごはん

写真:野水 綾乃

東京から上越新幹線で約1時間30分。最寄りの浦佐駅からはタクシーで約15分。美しい山並みと田園風景の中に「魚沼の里」はあります。銘酒「八海山」を生産する八海醸造が、魚沼の暮らしと雪国の文化を感じてもらいたいとプロデュースしたスポットで、その一角に「八海山みんなの社員食堂」があります。
以前から従業員の間でも美味しいと評判が高かった社員食堂。スペースが手狭になり、移転して拡張させようとなったとき、それならば一般にも開放して楽しんでもらおうと「八海山みんなの社員食堂」ができました。

写真:野水 綾乃

一般客が利用できるのは昼の11時〜15時のみですが、定食は限定数に達ししだい終了となります。1日120人ほどの社員が利用していて、11時30分〜12時30分は社員の利用がピークとなるため、一般客への提供が遅くなる場合もあります。

写真:野水 綾乃

オープンな厨房で腕をふるっているのは、社員であるお母さんたち。極力地元のものや国産の食材を使い、社員の健康や栄養バランスを気遣って丁寧に作っています。そんな愛情のこもったごはんを一般のお客さんも楽しめるのです。

南魚沼産コシヒカリと具だくさん味噌汁はお替わり自由

写真:野水 綾乃

注文は入り口の券売機で食券を購入し、カウンターに提出します。一般向けに販売されているメニューは、メインを肉か魚の2種から選べる「八海定食」と、その日の社食として出されているメニューが楽しめる「日替わり定食」。
食事のほかにも、八海山の日本酒や自社醸造所で手がける地ビール「八海山泉ビール」、ノンアルコールの「麹だけでつくったあまさけ」なども注文できます。

写真:野水 綾乃

配膳はセルフサービス。料理ができあがると番号が呼ばれ、カウンターまで取りに行きます。

写真:野水 綾乃

ごはんと味噌汁は社員と同じように自分でよそいます。ごはんは地元・南魚沼産コシヒカリ。味噌汁の味噌は蔵人が社員食堂のために仕込んだ自家製で、丸みのある味噌の味わいと、たくさんの野菜から染み出た旨味が溶け合います。これだけ食べるだけでもこちらに訪れる価値があります。お替わり自由なので、思わず食べ過ぎてしまいそうです。

麹とあまさけを使った絶品おかず

写真:野水 綾乃

八海定食(肉)1000円。メーンのおかずは豚の塩麹漬け焼きです。大きな一枚肉の豚ロースを八海山こだわりの塩麹に漬け込んで焼いています。やさしい塩麹の風味が全体に染みわたり、肉の旨味が凝縮して感じられます。

写真:野水 綾乃

八海定食(魚)も同じく1000円で、カレイのあまさけ煮がメーン。砂糖やみりんを使わず、八海山のあまさけと醤油のみで煮付けています。身はふっくらとし、自然なやさしい甘さがごはんによく合います。
このほかに、日替わり定食800円があります。体力を要する蔵人たちのパワーの源となるよう、ボリューム満点のおかずがメーン。定食だったり、カレーや麺類になったり、毎日違うメニューが楽しめます。

写真:野水 綾乃

広くとられた窓には、四季を感じさせる魚沼の風景が広がります。遠くに見える山並み。そして一面の雪景色は、春には田んぼとなり、青い稲穂で覆われます。心なごむ日本の風景を眺めながら、ここで生まれた食材をいただく贅沢を感じてみてください。

雪国の知恵が生きた「八海山雪室」の見学もぜひ

写真:野水 綾乃

「魚沼の里」の施設でぜひ見学したいのが「八海山雪室」。雪の冷気を利用して日本酒を貯蔵する、いわば天然の冷蔵庫で、まろやかな味わいの日本酒になるそう。ここでは約1000トンの雪を収容。これで夏も溶けないそうで、庫内を常に4℃以下に保っています。
八海山雪室は1日8回行われている「雪中貯蔵庫体感ツアー」に参加すれば無料で見学できます。事前予約は行っておらず、八海山雪室1階のユキナカキッチンで当日受付となります。

写真:野水 綾乃

「雪中貯蔵庫体感ツアー」の最後には、カウンターでお酒の試飲ができます。八海山醸造のほぼすべてのお酒が試飲OKで、見学した雪室で3年熟成した日本酒も味わえます。お酒の飲めない人のために、ノンアルコールのあまさけもありますよ。

1日のんびり過ごせる「魚沼の里」

写真:野水 綾乃

魚沼の里にはほかにも、八海山の酒粕を練り込んだバウムクーヘンなどを販売する「菓子処 さとや」、旧家を移築した建物で江戸前蕎麦がいただける「そば屋 長森」、四季折々の魚沼の味が楽しめる「城内食堂 武火文火」、塩麹を使ったパンなどが並ぶ「さとやベーカリー」などがあります。店舗や施設は広い敷地内に点在していますので、周囲の自然を感じながらのんびり巡ってみてください。

「八海山みんなの社員食堂」の基本情報

住所:新潟県南魚沼市長森334-2
電話番号:0800-800-3865(お客様相談室)
営業時間:11:00〜15:00(限定数に達ししだい終了)※営業時間は施設によって異なります
アクセス:上越新幹線浦佐駅からタクシー約15分。ゴールデンウィークの祝日は浦佐駅、六日町駅から無料シャトルバスを運行。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
魚沼の里
http://www.uonuma-no-sato.jp/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
野水 綾乃

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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