ライバルに目を向けよ
電動格納式サードシートを採用した、7人乗りのロングバージョン「RX450hL」が登場。レクサスブランドを支えるSUVモデル、そのアドバンテージとは? 昨年登場した「NX」「CT200h」のマイナーチェンジモデルとともにリポートする。
流行(?)の3列シートSUV
輸入車の上級SUVには以前から設定されていた7人乗りモデルだが、このところにわかに注目を集めているのは日本メーカーも立て続けに3列シートの7人乗りSUVを投入しているせいだろう。
7人乗りは当然ボディーサイズが大きくなるが、もともと日本勢が得意としていたのはコンパクトクラス。「レクサスRX」や「マツダCX-5」は日本では十分ラージクラスでも米国では「コンパクトSUV」だが、世界的なSUV人気に乗って、さらに上のセグメントにもラインナップを広げ始めたといえるだろう。レクサスRX450hLも昨年末のRXシリーズのマイナーチェンジを機に追加された3列シート仕様である。
主力の米国市場とは対照的に、国内市場では依然としてレクサスブランドの苦戦が続いている。2017年の国内販売台数はざっと4万5000台(ディーゼルゲート事件の影響から立ち直っていないフォルクスワーゲンの4万9000台にも及ばない)にとどまるが、その中で健闘しているのは「NX」やRXなどのSUVモデルで、日本ではSUVがレクサスを支えていると言ってもいい。
3列シート7人乗りのRX450hLは、従来の5人乗りRXのホイールベース(2790mm)はそのままに、ボディー後部を110mm延ばして全長5000mmに大きくしたモデルで、日本向けはハイブリッドのAWDモデルのみの設定だ。3列目シートは左右分割タイプの電動格納式で車両価格は769万円とラインナップ中のトップモデルである。...