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ハーレーダビッドソン・ロードキングスペシャル(MR/6MT)【レビュー】


比類なき巨人

今日のハーレーを支える新世代エンジン「ミルウォーキーエイト」と、ラインナップ中随一の歴史を誇るツーリングファミリーのシャシーが織り成す走りとは? メッキを排したダークなカラーリングが特徴のカスタムモデル「ロードキングスペシャル」で試した。

ビッグツインならではの鼓動感

「ハーレー良くなりましたよね。よく走るし鼓動感もあって楽しい」なんていう話を数名のバイク好きなカメラマンやジャーナリストから聞いた。彼らが言っているのは2016年に一新されたビッグツインエンジンを搭載したモデルのことだ。

ハーレーのエンジンにはいくつかのバリエーションがある。その中の主流がビッグツイン。OHV 1745ccの「ミルウォーキーエイト107」だ。クラシカルな外観のこのエンジンは、最新のテクノロジーによって高い環境性能と動力性能を両立するだけでなく、Vツインのフィーリングも考慮して設計されている。今回試乗したロードキングは、クラシカルなデザインの車体にこの最新Vツインエンジンを搭載したモデルである。

Vツインの不等間隔な爆発、長いストロークと重いクランクシャフトによって、アイドリングでは独特の車体をゆらすような鼓動感が生まれる。機械でありながら、鉄の“馬”を感じる時だ。スタートは回転を上げずにクラッチミートし、足りなくなったトルクをスロットルで補うようにする。低い回転のまま音圧があがって、低く腹に響くような排気音と鼓動感とともに車体が加速していく。こういう走り方が自然にできるようになったらハーレーを走らせるのががぜん楽しくなる。信号からのスタートのたびに幸せな気持ちになるだろう。

1745ccもあるから当然トルクはあるのだけれど、スロットルを開けた瞬間、柔らかく車体を押し出してくれるのもこのエンジンの特徴。そのままスロットルを開ければ、1回1回の爆発で路面を蹴っていくような素晴らしい加速をみせてくれる。驚いたのは高回転。こんなに排気量が大きなVツインでありながら、回転が上がると回り方がシャープになってレブリミッターが作動するまで一気に吹け上がっていく。...

提供元:webCG

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