次代のイメージリーダー
フォルクスワーゲンが最新モデル24台を集めたオールラインナップ試乗会を開催。新たなフラッグシップの「アルテオン」と、「ゴルフ」のホットバージョン2台を連れ出し、その出来栄えを確かめた。
お目当てはニューフェイスのアルテオン
年末恒例、フォルクスワーゲンのオールラインナップ試乗会が横浜で開催された。会場には20台以上の試乗車が用意され、東京モーターショー直前に次々と発表されたニューモデルや限定車も待ち構えていた。そんな中で、私が一番乗りたかったのが、フォルクスワーゲンの新しいフラッグシップモデルになった4ドアクーペのアルテオン。もちろんこれまでにも実車を見る機会はあったが、動かしたことは一度もなかったからだ。
用意されたアルテオンをあらためて眺めてみると、どのフォルクスワーゲンにも似ていない新しいフロントマスクや、4ドアクーペと呼ぶにふさわしいスタイリッシュなフォルムが心をくすぐる。ここからフォルクスワーゲンのデザインが大きく変わるかもしれないという予感を覚えるほどだ。
早速、運転席に座ると、「アドバンス」と呼ばれる上級グレードにおごられる液晶メーターの「アクティブインフォディスプレイ」が視界に入る。ダッシュボードのデザインは「パサート」に準じているが、「Rライン」特有のブラックのルーフライニングやアルミのデコラティブパネルなどにより、スポーティーな雰囲気に仕上げられているのもいい。
驚いたのは、後席の広さ。パサートよりも45mm長い、2835mmのホイールベースのおかげで、身長167cmの私が運転席のポジションを合わせた状態で、後席のニールームは30cmにも及ぶ。それはラクに足が組める広さで、ひとクラス上の「メルセデス・ベンツEクラス」や「BMW 5シリーズ」をしのぐほどだ。...