評価が低い人は、能力が低いのではない。「評価につながる行動」を知らないだけだ。
たとえば、仕事で結果を出そうと頑張る。それなのに、なぜか評価されない。なぜか重要な仕事は別の人に回っていく。そんな違和感を覚えたことはないだろうか。多くの人は「結果を出せば評価される」と考えるが、実際にはもっと別の要因によって評価の差が生まれている。815社・17万人の働き方を分析してきた専門家・越川慎司氏によれば、評価される人たちは「出社する時間」にある共通点があるという。その習慣が、仕事の質や成果、そして評価に大きな差を生んでいた。
では、その習慣とは何か。「もっと早く知りたかった」「大学生の娘に渡しました」などの声が集まる同氏の著書『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』(ダイヤモンド社)から紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
仕事を「こなす」だけでは評価されない
誰よりも遅くまで残業している。
任された仕事も、きちんとこなしている。
それなのに、なぜか評価されない。
なぜか、重要な仕事を任されない。
その原因は、「能力」ではなく、仕事の“取り組み方”にあるかもしれない。
会議、メール、チャット、突然の相談。
多くの人は、日中の忙しい時間の中で成果を出そうとする。
その合間で仕事を進めている限り、どうしても思考は分断される。
結果として、「こなす仕事」は増えても、「評価される仕事」にはなりにくい。
評価される人は「朝の静かな時間」を確保している
一方で、職場で信頼され、評価される「一流」たちは、まったく別の行動をとる。
『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』という本には、こう書いてある。
しかも興味深いのは、その中には夜型の人も一定数含まれていたという点だ。
つまり彼らは、体質ではなく「戦略」として早朝出社を選んでいる。
その理由について、同書ではこう説明されている。
目の前の仕事をこなすのではなく、朝早く出社し、結果を出すための準備や成長のための時間を確保する。
これが、評価される人の習慣なのだ。
『会社から期待されている人の習慣115』には、周囲の信頼を得て、人生を変えるチャンスをつかむための115の習慣が収められている。
「私の人生はこんなもんじゃない」と感じている人は、多くの気づきが得られるだろう。
(本稿は、書籍『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』の一部を引用したオリジナル記事です)