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【元祖毒親】息子のラブレターを暴露しまくる「1000年前の毒親」ワースト1


学校の授業で学ぶ歴史には、偉人たちの輝かしい功績や「すごい」エピソードが数多く登場します。しかし、どんな人物にもそれだけでは語れない一面があります。歴史をひもとくと、「すごい」人の中にも、思わず目を疑うような「やばい」行動や選択が、数多く記録されているのです。
そんな「すごい」と「やばい」の両面から、日本史の人物のリアルな姿に迫るのが『東大教授がおしえる 超!やばい日本史』。今回取り上げるのは、画期的な日記文学『蜻蛉(かげろう)日記』で、紫式部や清少納言に影響を与えた藤原道綱母です。

夫婦間のストレスを息子にぶつける毒親

藤原道綱母は、夫との関係でたまったストレスを、息子の道綱にぶつけがちでした。

なかなか家を訪ねてこない夫に絶望した道綱の母は、ある日「もう出家してやる!」と家を出て、寺にこもってしまいます。

あわれ、幼い道綱は、寺から出てくるように説得しに来た父と母の連絡係をやるはめに。

そんな息子に、道綱の母は「いっそ死んでしまいたいのに、あなた(息子)がいるから死ぬに死ねないのよ……」と恩着せがましいことをネチネチ言ってさらに困らせたのです。

息子のラブレターを勝手に大公開

道綱が17才というお年頃になると、なんと今度は自分の日記で「息子が女性へ贈った和歌」と「女性からの返歌」を大公開!

当時の日記はみんなに読ませるものなので、これは息子のラブレターを勝手にSNSに載せてしまうモンスターママのようなもの。相当やばいです。

しかも息子の歌が下手なことにイライラして「わたしが書いた歌を彼女に贈りなさい」と代筆までする始末。

この代筆がバレたのか、道綱はフラれてばかりでモテません。

そんな経緯もすべて日記に書かれ、世間に公表された道綱は、この不幸な結婚のいちばんの被害者だったかもしれません。

(本原稿は『東大教授がおしえる 超!やばい日本史』からの抜粋です)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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