人のよさがにじみ出る
ボルボのミドルクラスSUV「XC60」が、新たなプラットフォームを得て第2世代へと進化。同社の世界販売を支えるベストセラーモデルは、どんなクルマに仕上がったのか。初秋の蓼科で開催された試乗会での印象をリポートする。
ボルボの屋台骨を支えるクルマ
ボルボのミドルクラスSUV、XC60が刷新された。2008年に登場して以来、初のフルチェンジである。
日本では1割程度だが、世界販売では3割を占めるというベストセラーボルボ。それだけに絶対に落とせないXC60の新型は、簡単にいうとミドルクラス化した「XC90」である。ボディーサイズの大小に柔軟に対応できる新型プラットフォームをXC60用にアジャストし、XC90ですでにおなじみの新世代2リッター4気筒ターボ系パワートレインを組み合わせている。
旧型との比較では、ホイールベースが9cm延び、全長が5cm大きくなり、全高は5cm低くなった。フルサイズのXC90と比べると、全長は26cm短く、車重は170〜230kg軽い。そこにXC90と同じパワーユニットが載ると聞けば、乗る前から期待は高まる。
新型XC60の第1弾は、ガソリンの「T5 AWD」と、最上級モデルであるプラグインハイブリッド「T8」の2車種。長野県の蓼科で開かれた今回の試乗会では、「T5 AWDインスクリプション」(679万円)のみが用意された。ディーゼルの「D4」や高性能ガソリンモデルの「T6」は、少し遅れて2018年2月以降の導入になるという。...