丸くなって二重丸
「クロスオーバー」改め「カントリーマン」として世代交代を果たした、MINIブランドのSUVモデル。従来のイメージとは異なる、その乗り味とは? 新たに設定されたフル電動モデルと合わせて、ポルトガルからリポートする。
ひと回り大きくなった
初代の登場から14年。MINIブランドにあってサイズ的にもアーキテクチャー的にも別物となるクロスオーバーは、ファミリーニーズも満たせる一台として一定の支持を得てきた。
その新型の、日本における最も大きなトピックとなるのが車名変更だ。日本での商標がBMW側に移管したことで、3代目にしてクロスオーバー改め、グローバルで用いてきたカントリーマンを名乗れるようになった。
新型カントリーマンのベースとなるプラットフォームは、UKL2型をベースに、PHEVやBEVなど多様な電動化にも対応できるようにモディファイされたFAAR型を採用……と、ここで勘のいい読者の方ならお気づきだろう、先に投入されたBMWの「X1」や「X2」とカントリーマンは骨格的には兄弟関係にある。
となると、気になるのはそのサイズだ。ホイールベースは3モデルとも同じ2690mm。ちなみに先代にあたるクロスオーバーより20mm長い。ボディーサイズは全長4445×全幅1845×全高1660mmで、先代クロスオーバー比で130mm長く、25mm幅広く、65mm高い。単純に数字比較すると、ちょっと短い「マツダCX-5」という感じだろうか。そんなわけで前型に比べると新型、見た目印象的には完全にひと回り大きく映る。コンパクトであることに過度な期待はしないほうがいいと思う。...