まさに会心の出来
ラグジュアリーSUV市場の開拓者とうたわれる、レクサスのSUV「RX」。アメリカで試乗したその最新モデルは、穏やかな乗り味を継承しながらもドライバーズカーとしてより楽しめる、魅力的な一台に仕上がっていた。
新たな性格も視野に開発
RXがレクサスの最重要モデルであることは、あらためて説明の必要はないだろう。現在ではSUVのラインナップは「NX」「UX」と拡大しており、これらが新型になれば、そのクルマがその年の最量販車種になる状況だというが、いずれにしてもこのRXこそがレクサスの販売をけん引する存在だと言っていいはずである。
通算5世代目となる今回の新型。乗る前に不安だったのは、特に走り、ドライバーとクルマとの対話性といった部分に注力したと強調されていたことだ。その象徴として新たにモーターとターボエンジンを組み合わせた新しいハイブリッドシステムを採用した「RX500h“Fスポーツ パフォーマンス”」も設定されている。
もちろん、最近のレクサスがここにリソースを注ぎ込み、目覚ましい成果を挙げていることは知っているが、独自の穏やかでゆったりとした走りというキャラクターも、RXが厚く支持されてきたひとつの要因のはず。そこが薄まっていたら……と、うっすら危惧していたわけだ。...