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DS 3クロスバック オペラBlueHDi(FF/8AT)【試乗記】


ラグジュアリーメゾンのかほり

デザインとディテールにこだわった「DS 3クロスバック」に、ディーゼルエンジン搭載モデル「オペラBlueHDi」が登場。優れた燃費と強力なトルクが自慢のパワーユニットによって、小さな高級車をうたうその走りはどう変わった?

伝統的で新しいインテリア

シェーッ! DS 3クロスバックにディーゼルが追加されたざんす。発売は2022年5月25日。近ごろ、燃料価格がシェーッ! と上がって家計が苦しいざんす。生活がキビシーッ。燃費がいいディーゼルはウレシーッ。売ってちょ〜だい。電話ちょ〜だい。と続けているうちに財津一郎になってしまいました。シェーッ!

さて、搭載されるディーゼルエンジンは、プジョーの「308」や「2008」、姉妹モデルである「DS 4」などでおなじみのDV5である。2018年に発表されたPSA(当時)キモいりのこれは、従来の1560cc直列4気筒ディーゼルターボのDV6をベースに、ストロークを縮めて排気量を1498ccに縮小。ヘッドをSOHC 2バルブからDOHC 4バルブに改め、最高出力を119PS/3500rpmから130PS/3750rpmに高める一方、 300N・m /1750rpmという最大トルクの数値は維持しつつ、中低速トルクの厚みを増やした傑作(といってよいと筆者は思う)である。

従来3つに分かれていた、アドブルーを含む排ガスの浄化システムを垂直に並べて統合することでヨーロッパの厳しい規制をクリア。ピストンの形状は、2009年にルマン24時間レースを制した「プジョー908 HDi FAP」のそれをベースにしている……など見どころもたっぷり。

次いで、DS 3クロスバックについて復習しておきますと、2019年6月に日本に上陸したPSAの、ヨーロッパでいうところのBセグメントに属するコンパクトSUVで、その最大の特徴は従来の自動車の文脈にはないちょっと風変わりなデザインにある。エクステリアが、2009年に発表された当時は「シトロエンDS3」と名乗っていた2ドアハッチバックの系譜に連なっていることは疑いない。シャークフィン形状のBピラーとか、ですね。

けれど、ボディー形状は4ドア+ハッチバックのみで、18インチという大径のホイールを採用。SUV、すなわち本来はアウトドア向きとされるタイプなのに内装はアールデコ調にきらびやか。あえて申し上げれば、1930年代に活躍したソーチックだとかフィゴーニ・エ・ファラッシ、あるいはアンリ・シャプロンといったフランスのカロシェ(コーチビルダー)たちのフラムボワイヤン様式……と、じつのところ、筆者もよく知らないのですけれど、そうした伝統をくむ、もしくはその現代的解釈、というようなことをいいたくなるムードを持っている。リモコンキーを持って近づくと、ポップアップ式のドアハンドルがゴトンと飛び出るギミックもステキだ。...

提供元:webCG

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