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日産サクラG(FWD)【試乗記】


小さなゲームチェンジャー

補助金を加味した場合の実質購入額の低さで話題となった日産の軽電気自動車(EV)「サクラ」が、いよいよ公道に降り立った。一般的にEVは低重心で静かな乗り物とされているが、軽のハイトワゴンでもその常識は通用するのだろうか。最上級グレード「G」で検証した。

どちらの主張も正しい

立て続けに行われた日産サクラ(きれいな桜の発音ではなく寅さんの妹のほうの発音)と「三菱eKクロスEV」の試乗会で、それぞれの開発者にいくつかの同じ質問をすると、思いや思惑はほとんど一緒だが、双方ともに自分たちのほうがうまくやったという自信もチラッと見え、大変興味深かった。根幹部分は精鋭が集まって一緒に開発しているわけだが。

日産が内燃機関(ICE)車の「デイズ」とはスタイリングも車名もガラリと変えて新しい乗り物感を演出しているのに対し、三菱はスタイリングも車名もICEの「eKワゴン」の延長線上、もしくは横並びに置くことでEVを特別視せず、使用環境に合うほうを選んでくださいという姿勢。どちらも正しい。

開発当初から将来のEV採用を見越して開発されたデイズ用の車台を用いるサクラ。659ccターボエンジンに代えて、容量20kWhの駆動用バッテリーと、自分たちの業界が自ら定める上限の最高出力47kW(64PS)のモーター、インバーターなどを搭載して前輪を駆動する。足かせがない最大トルクはICEの軽のざっと2倍に相当する195N・mを誇る。モーターは三菱側が開発したもので、「アウトランダーPHEV」や「ノートe-POWER」(4WD)のリアモーターとして使っているものだ。...

提供元:webCG

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