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ホンダ・ステップワゴン【開発者インタビュー】


気合が入ったクルマです

6代目となる新型「ホンダ・ステップワゴン」がいよいよデビュー! 強力なライバルを打ち負かすべく、ホンダの箱型ミニバンはどのような進化を遂げたのか? 開発を主導したチーフエンジニアに、こだわりのポイントを聞いた。

王者“ノアヴォク”のよさとは……

2022年はミドルクラスミニバン激戦の年になる。1月13日にトヨタの「ノア/ヴォクシー」が8年ぶりにフルモデルチェンジ。ホンダは対抗して早々とステップワゴンのティザーキャンペーンを展開した。秋には日産の「セレナ」も新型が発表されるとうわさされている。苦戦を強いられていたステップワゴンに挽回の秘策はあるのか。LPLの蟻坂篤史さんに聞いた。

――このジャンルは、強いライバルがいますね。ステップワゴンはこのところ販売では分が悪かったようですが……。

蟻坂篤史さん(以下、蟻坂):エンジニアというのは、売れてるかどうかより、いいところ悪いところという感覚で見るんです。ハンドル握って確かめて、それぞれのところを突き詰めるしかないというのが開発陣の結論だったんですよ。飛び道具は一切ないんですが、社内で聞かれると、このクルマそのものが飛び道具ですと言っていました(笑)。

――ライバルの分析はしますよね。“ノアヴォク”のよさって、どんなところですか?

蟻坂:先代モデルにはかなり乗りましたが、とても運転しやすかった。車両感覚がつかみやすくて。結構驚きました。要所要所を押さえている。ワインディングロードを走っても運転しやすかったんですよ。

――ユーティリティーや使い勝手ではなく、運転しやすさですか? ミニバンのユーザーはあまり山道を走らないと思いますが……。

蟻坂:ワインディングを走りながら見ているのは、旋回姿勢なんです。コーナーを回る時にアンダーステア気味に曲がっていくようなクルマだと、どうしても体や頭が横に振られちゃうんですね。できる限り後ろにGがかかるような旋回姿勢にしていくと、後ろの人たちが酔いにくくなるんですよ。評価する際は1列目、2列目、3列目に乗って、3人セットで確認していました。順繰りに交代して、すべての位置で試します。いくらスタビリティーがよくても、後ろがダメだったらもう一度。そういうことを繰り返しました。...

提供元:webCG

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