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レクサスLX600“エグゼクティブ”(4WD/10AT)【試乗記】


にじみ出る“別格感”

グローバルマーケットで絶大な人気を博す、レクサスのフラッグシップSUV「LX」。後席をセパレートタイプとし快適性を高めた「LX600“エグゼクティブ”」に試乗し、豪華さと歴代最高の悪路走破性が織りなす独自の世界観を味わった。

持たざる者には想像がつかない

レクサスLX600の最上級モデルが“エグゼクティブ”だ。1800万円。LX600は全車3.4リッターガソリンだが、標準モデルより600万円高い。しかも他のLX600が5〜7人乗りであるのに対して、4人しか乗れない。いや、後席をふたり乗りのエグゼクティブラウンジにして、4人しか乗せないのがこの仕様である。中東などではズバリ“VIPグレード”と呼ばれる。

1800万円の4シーターだから、1席450万円の計算だが、なかでも特等席は運転席の対角線上にあるリアシート左側だ。助手席が空席なら、ボタンひとつでそれを前方に追いやり、広いレッグルームがつくれる。電動オットマンを出して脚を投げ出し、48度まで倒れる背もたれを寝かして寛ぐもよし、眠るもよし。

リアシート両席にはそれぞれ11.6インチタッチディスプレイ付きのリアエンターテインメントシステムや、マッサージ機能のあるリラクゼーションシートが与えられる。後席の空調システムも“エグゼクティブ”は専用設計になる。ただし、大仕掛けのリアシートを前に畳んだりして荷室を広げることはできない。

世界最高クラスの悪路踏破性にエグゼクティブな後席居住性を組み合わせたSUVをいったいどういう人が使いこなすのか、持たざる者にはなかなか想像がつかないが、邸宅の中に小さな動物園があるような中東のお金持ちなら、いくらでも“使いで”があるのだろう。...

提供元:webCG

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