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トヨタRAV4 PHVブラックトーン/三菱アウトランダーP(前編)【試乗記】


どこまでも万能

「トヨタRAV4 PHV」と「三菱アウトランダー」はサイズや価格帯がほど近い国産プラグインハイブリッド車の両雄だ。ともにSUVであり、納車待ちの行列ができているところまでもよく似ている。2台を同時に試乗して人気の秘密とそれぞれの個性を探ってみた。

ガチンコのライバル

大人気モデル2台の比較試乗である。三菱アウトランダーとトヨタRAV4 PHVは、ともにプラグインハイブリッドシステムを持つミドルサイズSUVだ。電動化が加速するなかで現時点での現実的な解とされるプラグインハイブリッドと、乗用車の主流となったSUVの組み合わせ。注目が集まるのは当然だろう。現状では選択肢はこの2台だけであり、ガチンコでぶつかるライバルなのだ。

大きさやパワーユニットなどのスペックはとても似ている。ならば同じようなクルマかというと、さにあらず。乗ってみると、まったく異なるテイストのクルマだった。目指している方向性の違いがはっきりと分かる。RAV4が普遍性と安定性を志向しているのに対し、アウトランダーはプラグインハイブリッドの特性を強調しようとしているように見える。

アウトランダーは、2001年にデビュー。2012年に2代目となり、2013年にプラグインハイブリッドモデルの「アウトランダーPHEV」が追加された。プラグインハイブリッドの乗用車としては、「プリウスPHV」に次ぐ2番目である。2021年10月にフルモデルチェンジを受け、ガソリンエンジン車は国内ラインナップから外れた。電気自動車とPHEVに注力するという三菱自動車の方針に沿った決断である。3月までに1万台以上を受注し、マーケットからは好評なようだ。

RAV4は1999年にコンパクトでカジュアルなクロスオーバーSUVとして登場した。ボディーサイズが拡大していったことで4代目は海外専用モデルとなったが、2019年に5代目が日本にカムバック。2020年にPHVモデルが発表されると注文が殺到し、1カ月後に受注停止。8カ月後の2022年3月にようやく受注を再開した。ただし、生産が間に合わず、納車まで半年以上は待たなければならない。...

提供元:webCG

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