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メルセデス・ベンツC220d 4MATICオールテレイン(4WD/9AT)【試乗記】


まさに全地形対応

「メルセデス・ベンツCクラス ステーションワゴン」にクロスオーバーSUV仕立ての「オールテレイン」が登場。スバルやボルボに続き、メルセデスとしても「Eクラス」で成功した手法だが、果たしてその仕上がりは?

SUV風味の強いエクステリア

メルセデス・ベンツとしては2台目のオールテレインである。先行した「Eクラス オールテレイン」は、ベースとなる「Eクラス ステーションワゴン」から約1年遅れでの追加だった。対して、今回は新型Cクラスの登場から約半年という早業である。時系列で考えると、メルセデスはEクラス オールテレインの開発中から、このクロスオーバーワゴンの水平展開を想定していたと思われる。より量販の見込めるCクラスでは、ベースモデルと同時並行で企画開発したのだろう。

今回もクルマの基本的な仕立て手法はEクラス オールテレインに酷似するが、実車を目の当たりにしたときのSUV風味は、Cクラスのほうが明らかに濃い。その最大の理由は車高。この種のクルマのキモである地上高が、Eクラスではベース比で25mm増なのに対して、新型Cクラスでは40mm増となっているからだ。全長や全幅は当然Cクラスのほうが小さいから、視覚的な“かさ上げ感”はさらに強い。オールテレインというクルマの商品性としては、新しいCクラスのビジュアルのほうがより分かりやすくなっている。

ただ、このちがいは開発年次というより、サスペンションシステムの差によるところが大きそうだ。Eクラス オールテレインには電子制御エアスプリング(と可変ダンパー)が標準装備となっており、悪路走行向けの「オールテレイン」モードにすると、車高がさらに20mm上がる。いっぽうのCクラスには本国仕様も含めてエアサスの用意はなく、オールテレインも含めて全車コイルスプリングとなる。当然のごとく車高も変えられない。

新しいCクラス オールテレインも最新Eクラスのそれと同様に、日本仕様では2リッターディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「220d」のみで、新型Cクラスのステーションワゴン系では現時点で唯一の「4MATIC」=4輪駆動となる。...

提供元:webCG

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