乗れば分かります
「スバル・フォレスター」はライバル車と比べていささか地味かもしれないが、悪路、特に積雪路に持ち込むとがぜん輝きを増す一台だ。スタッドレスタイヤを履かせて、スバルならではのシンメトリカルAWDの実力を試してみた。
何はなくともSUV
スバルの世界販売の3本柱は「レガシィ」「インプレッサ」、そしてフォレスターだ。それぞれが年に20万〜30万台売れている。国内専用の「レヴォーグ」の昨2021年の販売台数が約2万5000台。日本在住だとレヴォーグこそがスバルを代表するモデルに思えるが、3本柱はそれぞれレヴォーグの10倍売れている。なかでも最も売れるのがSUVのフォレスター。何はなくともSUVなのである。
スバルといえば悪路走破性。悪路といえば雪道。というわけで、フォレスターX-BREAKで冬山へ出かけた。新しいと思っていた現行フォレスターも登場から3年半以上たった。登場直後の試乗で、「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」という新しい車台を得てボディー剛性が上がり、それまでより快適な乗り心地になったなと感じたのを覚えている。
2リッター4気筒エンジン+モーターの「e-BOXER」(ハイブリッド)と、1.8リッター4気筒ターボエンジンの2種類のパワーユニットがある。いずれもトランスミッションはCVT。現行登場当初は2.5リッター4気筒エンジンもあったが、途中で消えた。CAFEのせいでひとつ、またひとつとエンジンが減っていく。...