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ジャガーFペースSVR(4WD/8AT)【試乗記】


歴史へのけじめ

マイナーチェンジしたジャガーのハイパフォーマンスSUV「FペースSVR」に試乗。同社のビスポーク部門、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)が強化したパワーユニットやシャシー、個性的な内外装の仕上がりを、ワインディングロードで確かめた。

SVRを名乗る資格

スペシャルビークルオペレーションズ、略してSVO。ジャガー・ランドローバーの各モデルをベースに、パフォーマンスアップや内外装のビスポークといったパーソナライズを担当する同社の一部門だ。そのSVOが隅々まで手を施したプロダクションモデルがSVRになる。

やたら片仮名が多くて申し訳ないのだが、要はAMG的なものをライフスタイルモデル化した商売上手なドイツ勢ばかりにおいしいところは持っていかせないという意向が満々と感じられる。そういう商業的な事情はないと言えばうそになるだろう。

でも、SVRはジャガー・ランドローバーのなかでは大切にされている称号のようで、あらゆるモデルにバラまかれているわけではない。ちなみに今、日本市場で展開されているのは「レンジローバー スポーツSVR」と、このFペースSVRの2車種だ。同等のパワートレインを積むモデルはほかにもある。とはいえ、総合力としてSVRを名乗るには彼らなりのハードルがあるのだろう。社としてのパワートレイン戦略も目まぐるしく変わるなか、SVRの商品企画もSVOの立ち位置そのものも変節を迎えているのかもしれない。やたらアルファベットばかりで申し訳ないのだが。

というわけで、FペースSVRだ。搭載されるAJV8系ユニットは、もとを正せば1996年、21世紀に向けてゼロスタートの完全刷新をもくろみ、初代「レクサスLS」、つまり「トヨタ・セルシオ」に搭載された1UZ-FEを徹底的に研究してその成果を反映したというそれが源流となる。...

提供元:webCG

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