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MINIクーパーSコンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】


存在そのものがありがたい

今や貴重な4座のコンパクトオープンカー「MINIコンバーチブル」が、「MINI 3ドア/5ドア」ともどもマイナーチェンジを受けた。モデルライフで2度目の大幅改良は、このクルマにどのような進化をもたらしたのか? 上級仕様の「クーパーS」で確かめた。

デビューから7年を経て2度目の大幅改良

通算3代目となる“ニューMINI”のハッチバック系(3ドア、5ドア、コンバーチブル)が、一般的にマイナーチェンジと呼ばれる比較的まとまった改良を受けるのは、今回で2度目だ。1度目は2018年の春。3代目MINIのデリバリーが開始された2014年初頭から、丸4年での手直しだった。2度目となる今回のマイチェンは、最初のそれから3年が経過した時点での実施となる。ということは、現行のハッチバック系ニューMINIも登場からすでに7年が経過して、モデルライフは8年目に突入しているわけだ。

前回は前後ランプの変更と変速機の刷新あたりがハイライトだったが、今回はグリルを含めたフロントマスクの整形のほか、インテリアでは液晶メーターの採用、そして技術的には電動パーキングブレーキ(EPB)の導入が大きい。EPBとなったことで、アダプティブクルーズコントロール(ACC)にストップ&ゴー機能も含まれるようになり、渋滞追従も可能になった。

フロントマスクのイメチェン効果は大きい。グリル形状はいつもの六角形だが、それがブラックアウト化されるとともに、バンパー下端ギリギリまで拡大。今回のクーパーSでは、同グレード特有のディテールである左右のインテークまでをグリルが抱え込むようになっている。さらに、グリル中央を横断するバンパー部分が車体と同色化されたり、フォグ機能をヘッドランプ内に内蔵したことでバンパーから灯火類が姿を消したりしたことも、雰囲気を大きく変えることに貢献している。

ちなみに、従来のフォグランプに代わってバンパー両端にあけられた縦型のスリットは、走行風をフロントホイールハウスに導いて空力的に左右を安定させるエアカーテンで、これは2020年秋にマイチェンされた「MINIクロスオーバー」などと同様である。全長も少し伸びていて、今回試乗したクーパーS同士だと20mm長くなっているが、そこには立体的な造形になったリアバンパー分も含まれる。...

提供元:webCG

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