ハレの日はオープンで
BMWの「4シリーズ カブリオレ」が2代目に進化。“Mパフォーマンス仕上げ”の最上級モデル「M440i xDriveカブリオレ」を郊外に連れ出し、伝統のストレート6と4WDのシャシー、そしてオープンスタイルが織りなす走りを確かめた。
トップグレードはぜんぶ載せ
「BMW 3シリーズ」級のクーペモデル、「4シリーズ」のオープンバージョンがカブリオレだ。この系譜のスタートは初代3シリーズ時代までさかのぼる。82年の2代目(E30)に変わり、3シリーズが「六本木のカローラ」と呼ばれたころも、ちょっとハズしてカブリオレを選ぶ人がけっこういた。バブルに向かう当時、ライバルのドイツ車に競合モデルはなかった。2ドア4座オープンはBMWのオハコのひとつといえる。
ものすごく鼻の穴の大きい人みたいな顔つきになった新型4シリーズでも、カブリオレはプレゼンスを発揮している。日本仕様はガソリンモデルのみだが、2リッター4気筒と3リッター6気筒が用意される。
このうち、今回の試乗車は最上級のM440i xDrive。車名が示すとおり、“Mパフォーマンス仕上げ”の3リッターモデルの四駆である。カブリオレの440iを求めると、ぜんぶ載せのこの仕様しかない。
価格は大台超えの1089万円。「420iシリーズ」は600万円台だから、「Mアダプティブサスペンション」や「Mデファレンシャルギア」などが組み込まれるとはいえ、2リッター2WDモデルと比べて飛び抜けて高価だ。富裕層向けの4シリーズであることは間違いない。...