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トヨタ・アクアG(4WD/CVT)【試乗記】


優しい味がする

2011年の誕生以来、売れに売れたハイブリッド専用のコンパクトハッチバック「トヨタ・アクア」。期待を胸に試乗した2代目は果たして、これぞトヨタ車というべき堅実さと乗り味を持ち合わせていた。

うかうかしてはいられない

初代アクアが発売されたのは2011年の12月末のこと。関連3社が集まるかたちで2012年に発足したトヨタ自動車東日本の主力生産拠点である東北地方の、震災復興をけん引する役割も担ったそれは、約10年の間に187万台余がつくられたという。ちなみにトヨタ自動車東日本はトヨタにおいて主にBセグメント系の生産拠点に位置づけられており、他に「ヤリス」シリーズや「シエンタ」、「ジャパンタクシー」などを手がけるなど、台数ベースで見れば国内の一大勢力と言っても過言ではないだろう。

その地で引き続き生産される新型アクアは、一部でその存続を危ぶむ声もあった。理由は同じく東北生まれのヤリスの存在だ。ことハイブリッドモデルの燃費がアクアより優位なことはちょい乗りでも一目瞭然。燃費王の座を奪還することは相当に難しいとあらば、販売店統合に伴う車種整理の一環でヤリスに絡め取られちゃうんじゃあないかと推されていたわけである。

が、ふたを開けてみればアクアは次代へとたすきをつないだ。初代は「プリウスC」なる名前も与えられるなど海外市場も十分意識していたが、新型は現状国内専売モデルとなる。月販目標台数は9800台と、全パワートレインを含めて7800台を想定していたヤリスよりも実は数が多い。日本のお客さんにはむしろこっちですよというトヨタの思惑も見え隠れする。...

提供元:webCG

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