オシャレは我慢
「ゴルフ」に続いて新型「フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント」が日本上陸。ハッチバックと同様に装備のデジタル化とパワートレインの電動化が進められただけでなく、ボディーがより長く広くなっているのが特徴だ。果たしてその仕上がりは?
イメージよりもだいぶ長い
2021年6月に本国発売から1年半以上のタイムラグで日本発売となった新型ゴルフだが、そうやって市場導入の土台ができてしまえば、それ以降の展開は早い。欧州ではハッチバックから約1年後の発売だったヴァリアントも、こうしてハッチバックとわずか2カ月差で上陸した。ちなみに、欧州では「GTI」や「R」がヴァリアントより先に発売となっているが、各メディアの報道を見るかぎり、少なくともGTIは年内の国内発売が期待できそうな雰囲気である。
というわけで新型ゴルフヴァリアントだが、いうまでもなく、ハッチバックより延長されたリアオーバーハングが最大の特徴である。ただ、実車では、事前の想像よりもさらに長く見えた。新型ヴァリアントの全長はハッチバックより345mm長い。先代ではその差が310mmだったから、新型のほうがより長く見えるのも当然ではあるのだが、その長さの印象が先代ゴルフヴァリアントとはちょっとちがうのだ。
それもそのはずで、新型ヴァリアントは歴代ゴルフのワゴンとしては初めて、ハッチバックからホイールベースも延ばされている。しかも、その延長幅が50mmもあるので、ひと目で長いのがわかる。また、新型ゴルフは空力その他の理由から、フロントオーバーハングが先代より長い。もっというと、新型ゴルフヴァリアントのデザインは、後方に向けて下降していくルーフラインや強く傾斜したバックガラスなど、いわゆるスポーツワゴン的な手法を採っている。
……そんなこんなで、新型ゴルフヴァリアントは先代とは異なり、クルマ全体がベッタリと長いプロポーションになっている。それは全体にバランスがとれているともいえるが、リアに視覚的な重心がないぶん、伝統的なステーションワゴンとは雰囲気がちょっとちがうのだ。...