一文字だけだと読めるのに、送り仮名が入ると急に読めない……。
今回は「熱る」という漢字ですが、わかりますか?
なんらかの要因で顔が赤くなることを表現している漢字です。
(1)「熱る」の読み方
「ねつる」や「こもる」ではありません。
たしかに、熱がこもると顔は赤くなりますが、こもるはまったく別の漢字です。
この漢字の読み方は「ほてる」と読みます。
ほてるなら、「火照る」を多く目にしていることでしょう。
一般的には、こちらの字で「ほてる」は表されることがほとんどです。
しかし、知識として「熱る」と1つの漢字で表すこともできることを覚えておきましょう。
ちなみに、「熱る」は「いきる」とも読みます。
こちらは非常に頻度が低いため、レアな読み方といえるでしょう。
最近よく聞く「イキる」とはまったくの別物です。
(『広辞苑』より)
(2)「熱る」の意味
「熱る」は、「顔・体などに熱気が発する。熱くなる。ほめく」という意味に。
熱がでた際、顔が赤くなったり、人前で失敗をし、あまりの恥ずかしさに頬が赤くなったりなどが「熱る」に該当します。
ちなみに、意味のひとつである「ほめく」とは「ほてる。熱気をおびる」といった意味です。
「ほめく」は「ほてる」が訛ったものと言われています。
方言として使われ、さまざまな地域で使われている言葉です。
(『広辞苑』より)
(3)「熱る」以外にも読み方がある
「ほてる」以外に、先ほど紹介した「いきる」も別の読み方のひとつに。
送り仮名は違っても、「熱」にはまだまだ読み方があります。
「熱」に送り仮名「い」で「あつい」
「熱」に送り仮名「り」で「ほとぼり」と読みます。
「ほとぼり」も「ほてる」同様、難読漢字のひとつになるため覚えておくといいでしょう。
(『広辞苑より』)
普段は何ともない漢字でも、送り仮名ひとつで読み方が変わります。
そのうえ、送り仮名が違うだけでまったく別物になるため難しいです。
このような漢字はほかにもあるので、この機会に調べてみてはいかかがでしょうか。
(恋愛jp編集部)