覚悟はあるか
“これぞジープ”の味を守り続ける「ラングラー」と、新世代のオフローダーへと大胆な変身を遂げた「ランドローバー・ディフェンダー」。後半ではメカニズムの違いがもたらす走破性や乗り味の違いを考えながら、林道を奥へ奥へと進んでみた。
オフロード走行の鉄則
(前編からの続き)
新型ディフェンダーのオンロードでの文句なしの走りっぷりは既に他の試乗記で報告されているから、今回は2台でちょっとした林道に分け入ってみた。
スキー場のゲレンデや特設コースは、現実の悪路とはまったく違う。それでも無論、無理はしない範囲でのこと、ディフェンダーやラングラーの真の実力を試せるような場所は日本にはめったにない。ちなみにオフ走行のルールNO.1は単独行はしないというもの。林道ツーリングなども同様だ。NO.2はちょっとでも心配ならば最初に自分で歩いてみろ、これはランドローバーやジープのスタッフから教わったことでもある。
ラフロードではゆっくりとはうように走れるかどうかが重要だ。砂漠などではある程度の勢いが必要な場合もあるけれど、ルートや路面状態を確かめながら走らなければならないことがずっと多い。その点は2台ともさすがに問題なかったが、より微妙なコントロールを受け付けるのはディフェンダーのほうだった。...