洗練のコクとうま味
日本初登場となるアウディのピュアEV「e-tron(イートロン)スポーツバック」に試乗。システム最高出力408PSの電動パワーユニットと、前後モーターによる電動4WDとなった「クワトロ」が織りなす走りの印象を報告する。
新生e-tron登場
このところ、SUVと電動化の話題で盛り上がりをみせる日本の輸入車市場に、待望のニューモデルが登場した。アウディが満を持して投入したSUVクーペスタイルのピュアEV「e-tronスポーツバック」である。
アウディ ジャパンがピュアEVの「e-tronシリーズ」を日本に導入するのはこれが初めて。「でも、以前『A3スポーツバックe-tron』っていうクルマがあったよね?」という人は、なかなかのアウディ通(ツウ)で、確かに2015年10月から販売を行っていた。ただ、あの時代は電気で走れるクルマはすべて「e-tron」と呼ばれ、プラグインハイブリッド車のA3スポーツバックe-tronもひとくくりにされていた。
しかし、2018年9月に量産タイプのピュアEV「アウディe-tron」が登場したのを機に、アウディではピュアEVだけをe-tronと呼ぶようになり、プラグインハイブリッドには「TFSI e」という別の名前が与えられたのだ。
今回日本に導入されたe-tronスポーツバックは、SUVスタイルのe-tronに次ぐ、シリーズの第2弾。生産などの関係から日本ではe-tronスポーツバックが先行して販売され、遅れてe-tronが登場する予定だという。いずれにせよ、ピュアEVという意味の“新生e-tron”が、ようやく日本でも走りだしたのである。...