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プジョー・リフター デビューエディション(FF/8AT)【試乗記】


絶妙なサジ加減

プジョーの新型MPV「リフター」に試乗。ご覧の通り、四角四面の背高なスタイリングは兄弟車たる「シトロエン・ベルランゴ」とほとんど同じ。あえて(ちょっと地味な)プジョー版を選ぶ価値はどこにあるのだろうか。

兄弟車・双子車・三つ子車

プジョー・リフターは以前に試乗記をお届けしたシトロエン・ベルランゴの兄弟車だ。そこでも紹介したように、このクルマもまた商用バン仕様がメインの商品だが、乗用のレジャービークル仕様も用意される。すなわち、日本市場にすっかり根を下ろしている「ルノー・カングー」のライバルである。

ベルランゴと同じく、プジョーのこのクルマも実質は通算3代目となる。ただ、これまでの2世代の車名が「パルトネール(英語でいうとパートナー)」だったのに対して、この最新型にはリフターという新車名(商用バン仕様はパルトネールのまま)が与えられている。こうして新しい商品名をあえて用意した裏には、リフターがこれまで以上の存在感と成果を示すことへの期待感がにじむ。というのも、従来の販売実績では明確にベルランゴのほうが上であり、しかも今回からはグループに新加入したオペル/ボクスホール版の「コンボ」と「コンボライフ」もあるからだ(コンボが商用車、コンボライフが乗用車)。

繰り返すが、リフターとベルランゴは兄弟車である。ただ、プジョーとシトロエン(とオペル/ボクスホール)は土台となるプラットフォームを共用するのだから、広義ではすべてが兄弟……といえなくもない。しかし、ベルランゴとリフター/パルトネールはプラットフォームはおろか、パッケージレイアウトや外板パネルまで共用する“双子車”といえる間柄だ(正確にはコンボ/コンボライフも加えた三つ子車)。

そんな双子車を、プジョー・シトロエンの日本法人(現グループPSAジャパン)は日本に同時導入することに決めた。どちらも正式なカタログモデルは2020年秋の発売予定だが、その前に先行限定車として「デビューエディション」を投入した。今回の試乗車もそれだが、ベルランゴのデビューエディションと同じく、このリフターの初回限定版もすでに完売だそうである。...

提供元:webCG

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