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ベントレー・ベンテイガ スピード(4WD/8AT)【試乗記】


汗とは無縁の速さ

最高出力635PSを誇るベントレーのSUV「ベンテイガ スピード」に試乗。“世界最速のSUV”を謳うラグジュアリーカーの走りは、多くのハイパフォーマンスモデルとはひと味違う、このブランドならではのものだった。

暫定世界チャンピオン

「世界最速のSUV」がベンテイガ スピードである。試乗車のナンバープレートが示すとおり、6リッターW12ツインターボの出力を608PSから635PSに上げて、最高速を301km/hから306km/hに塗り替えた。その結果、後発の「ランボルギーニ・ウルス」(305km/h)から最速SUVのタイトルを奪還した。スーパーカーブームのころ、フェラーリとランボルギーニのあいだで繰り広げられた最高速バトルを思い出す。

しかし、301km/hも305km/hも306km/hも、分母を考えれば“ほとんど同じ”である。そもそもいまのベントレーとランボルギーニは、同じフォルクスワーゲン グループに属し、ベンテイガとウルスはプラットフォーム兄弟でもあるのだから、身内の出来レースというか、話題づくりのようにも思える。来るべきフェラーリの新型SUVがこれを上回ってきたら、どうするのだろうか。

おさらいすると、ベンテイガは2015年夏に登場したベントレー初のSUVである。ベントレーをSUVで乗りたかったんだよ! という人は多く、デリバリーの始まった2016年に生産台数(1万1000台)のいきなり半分をベンテイガが占めた。2018年にはお買い得(?)な4リッターV8ターボモデルを投入。さらには3リッターV6ハイブリッドを発表して持続可能性をアピールする一方、こっちも忘れませんとばかりに加えたのがスピードである。日本へのデリバリーは20台で、価格は3000万円。ノーマル12気筒モデルより92万5000円高い。...

提供元:webCG

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