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新垣結衣、東野作品で本格ミステリー初挑戦 映画『麒麟の翼』で容疑者の恋人役

 女優の新垣結衣が、人気ミステリー作家・東野圭吾原作、俳優・阿部寛主演の映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)』(土井裕泰監督、2012年1月公開)に出演することが29日、わかった。新垣は、東野作品はもちろん、本格ミステリーに初挑戦となる。阿部との共演は2005年の『ドラゴン桜』(TBS系)以来約6年ぶりで、前作では教師と生徒だったが、今回は、殺人事件の深層を探る刑事(阿部)と容疑者の恋人(新垣)として対決する。新垣は「刑事さんたちに問われるシーンでは、役ではない自分の感情が入ってきてしまい、それは初めての感覚でした」と新境地に燃えている。

映画『麒麟の翼』に新垣結衣の出演が決定、阿部寛演じる加賀恭一郎と対決する (C)2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会 

映画『麒麟の翼』に新垣結衣の出演が決定、阿部寛演じる加賀恭一郎と対決する (C)2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会 

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 新垣が演じるのは、東京・日本橋の上にある“翼のある麒麟の像”の前でおきた殺人事件の容疑者の恋人・中原香織役。「好きな人がいて、その人のことをずっと信じている。けれど辛い出来事があって、気持ち的には沈んでしまう役どころなので、演じていて辛い部分はありました」。その上、謎が謎を呼ぶ難事件の真相に深くかかわり、“人間の絆とは何か”という同作のテーマを体現する重要な役割を担う。「事件をかき回していく、大事な役割を頑張って演じています」。

 土井監督とは映画『ハナミズキ』(2010年)でガッツリ組み、気心の知れた間柄だ。新垣も「リラックスした気持ちでいられる現場で楽しい」。同作の那須田淳プロデューサー(TBS)も、『恋空』『ハナミズキ』を手がけた人物で、「女優として成長著しい23歳という今、主演とはまた違ったアプローチでこれまでに経験したことのない役を演じる彼女を見てみたいと思いました。実年齢に近い若者たちの抱える苦悩も描く“社会派”的なテーマを持った作品でもあり、彼女がどう演じてくれるのか大変楽しみ」と期待を寄せる。

 現在、7月上旬のクランクアップに向けて、撮影もラストスパートがかかる。新垣と約6年ぶりに共演した阿部は「『ドラゴン桜』の時は、まだあどけなさの残る少女だったけれど、今やいろんな役をこなせる女優に変身したことを、嬉しく思います」と話していた。

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