お笑いコンビ・ブラックマヨネーズとアイドルグループ・SKE48の松井玲奈らが29日、都内で行われた劇場版アニメ『鋼の錬金術師 嘆きの丘（ミロス）の聖なる星』プレミア試写会に出席し、劇中キャラクターのコスプレ衣装を披露した。原作の大ファンという小杉竜一は、念願のコスプレ姿に大はしゃぎするも、タイトな衣装からはお腹がポッコリ。見事に着こなす松井や主人公の声を務める朴ろ美から失笑を受け「体を仕上げるのに失敗した。なんでこんなピチピチなん…」と肩を落とした。

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　同作は2010年に完結し、“ハガレン”の名称で知られるシリーズ累計5000万部を突破した荒川弘の人気コミック『鋼の錬金術師』の劇場版第2弾。禁忌を侵した錬金術師の兄弟、エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックが旅の途中で、ある“事件”に巻き込まれていく完全オリジナルストーリー。主題歌には3度目の抜てきとなるロックバンド・ラルク アン シエルの新曲「GOOD LUCK MY WAY」が起用される。

　ブラマヨの2人は、本作に声優として参加。芸能界一の“ハガレンファン”を公言している小杉は「出来る限りのことはやりました。嬉しいですヒーハー！」と喜びを爆発。一方で、原作を全く読んだことがない吉田敬は「手に取ったこともないので、ハガレンの単行本がほかの本より重いか軽いのかもわかりません」といい、会場の笑いを誘った。

　この日はハガレンファンとしてSKE48の松井、木崎ゆりあ、中西優香、古川愛李、矢方美紀が登壇。憧れの朴から「みなさんかわいいですね」と言葉をかけられると、メンバー全員が悲鳴をあげ歓喜。今にもはち切れそうな小杉のコスプレ姿には「ピチピチじゃないですか…」（中西）と冷めた目線を送っていた。

　プレミア試写会にはほかに村田和也監督が出席。劇場版アニメ『鋼の錬金術師 嘆きの丘（ミロス）の聖なる星』は、7月2日（土）より全国ロードショー。