日本映画製作者連盟(映連)は28日、都内で記者発表会を開き、2013年(平成25年)の全国映画概況を報告した。総興行収入は1942億3700万円(前年比△9.53億円、99.5%)に終わり、2000年以降14年間で12番目の成績だった。総動員数は1億5588万8000人(前年比100.5%)だった。 2013年に日本国内で公開された作品は邦画591本(前年比+37本)、洋画526本(同+97本)の合計1117本で、初の1000本超え。劇場がフイルム上映からデジタル上映に移行したことで小規模公開の環境が整ってきたことや、ODS関連の増加(公開本数277本、前年は190本)が要因と見られる。興収の内訳は邦画が1176億8500万円(構成比60.6%、前年比91.8%)、洋画が765億5200万円(構成比39.4%、前年比114.2%)で、洋画が若干の回復をみせた。
2014/01/28