織田裕二主演の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』（9月7日公開）の予告編がこのほど完成し、30日より公開劇場で初披露される。予告編には組織の犯罪隠ぺい、さらに続く“冤罪”の文字。そして警察上層部から「青島に辞表を出させろ」という辞職勧告といった激動のラストを彷彿とさせる内容が盛り込まれ、凶弾に倒れる姿も収めれている。1997年の連続ドラマからスタートした同シリーズには、どのような結末が用意されているのだろうか。

　先日、“最後の犯人”にSMAP・香取慎吾が発表され、大きな話題をさらった同作だけに、その予告編にはファンならずとも注目が高まるなか、今回は深津絵里演じる恩田すみれ刑事が湾岸署を去って行く後ろ姿、青島係長（織田）に辞職勧告が出され「どうして俺が刑事辞めなきゃいけないんですか？」と食い下がると、室井慎次（柳葉敏郎）の口から「俺もだ」という驚愕の一言が漏れる…。

　さらに真下正義（ユースケ・サンタマリア）の息子が誘拐、「殺害予告」も流れるなどシリーズ15年間の集大成にふさわしく、予告編から観客に息もつかせぬ衝撃映像となっている。同作の公式サイトでは予告編が7月13日から公開され、併せて劇場前売券の発売もスタート。先着15万人にTVドラマからTHE MOVIE1〜3・FINALの5種類から選べるポストカードセット特典が付く。現状は作品の詳細が明らかになっておらず、追加キャストなど、続報の発表にも期待がかかる。