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ビビアン・スー、“ドタバタ来日”で舞台あいさつ「女優の私をみて」

 台湾出身の女優、ビビアン・スー(36)が23日、都内で行われた映画『星の音』舞台あいさつに出席した。前日まで中国で仕事をこなし、深夜の飛行機に乗って来日したビビアンは「眠らず休まず、車でお化粧してきました。正直なところ、髪の毛も洗う時間がなかったんですが、歯だけはしっかり磨いてきました」と笑顔であいさつ。日本では過去にタレントや歌手として大活躍していたビビアンだが「4年前くらいから中国の映画界に入りました。“女優”として、皆さんに観ていただきたいと思います」と、日本のファンに向け “女優・ビビアン”をアピールした。

映画『星の音』舞台あいさつに登場したビビアン・スー (C)ORICON DD inc.

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 同作は20世紀初頭を舞台に、マカオの水上生活者出身のピアニストで作曲家、シェン・シンハイの少年期を描いた実話をベースにした作品で、ビビアンは初めて母親役を熱演。「私にとって母親役は非常に難しかったです。子どもを産んだことがないので」と笑わせながら、100年以上前の時代背景ということもあり「白黒の映像ばかり観ていたり、わざと携帯電話や現代的な機器を使わず部屋に閉じこもってました」と、役作りのエピソードを明かした。

 舞台あいさつ終盤には、改めて日本のファンに「皆さん、ずっと覚えてくださっていて感謝しています」と頭を下げ「女優として、いろいろな役柄を演じるのがいつも楽しみ。もし日本で公開しない映画があったら、ぜひ中国に来てもらいたいです。空港で待っています」と茶目っ気たっぷりに語った。

 本作は、現在開催中の『東京国際映画祭』の提携企画として、中日両国の相互の理解と有効を深めることを目的に行われる『中国映画週間』の上映作品。10月22日(金)〜27日(土)まで東京、10月24日(月)〜30日(日)まで、北海道の札幌市内にて開催。

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