■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

　俳優の阿部寛（45）、黒木メイサ（21）らが8日、東京・日本橋の明治座で行われた新日曜劇場『新参者』（TBS系）の制作発表会見に出席した。日本橋署に勤務する刑事（阿部）の上司にあたる警視庁の若手キャリアを演じる溝端淳平（20）から「親子ほどの年齢差」と言われた阿部は「溝端くんは年齢にうるさい。僕のことをお父さんと言ったり、21歳の黒木さんを26歳と言ったり」と鋭い眼光を飛ばして冗談めかし、黒木も「いつまでも若くないぞ！」とブーイングした。

【写真】その他の写真を見る

　同ドラマは、作家の東野圭吾が10年以上にわたり描き続ける「加賀恭一郎シリーズ」の8作目で最新作となる同名小説が原作。日本橋署に異動してきたばかりの“新参者”加賀（阿部）が1人の女性の殺害事件を担当することになり、捜査線上に浮かび上がった人形町の商店街住民全員という容疑者のなかから、複雑な商店街の人間関係をひとつひとつ解き明かし最後の容疑者を追っていくミステリー作品。

　番組名の『新参者』と絡めて、最近新たに始めたことを問われた笹野高史は「Twitter。探り探りでやっていて、3言くらい書いたけど誰も見にきてくれない。できるの？ って思ってるでしょう」とニヤリ。共演者たちのさえない回答にしびれを切らした泉谷しげるは、「本当お前らダメだなぁ。俺はiPhoneだよiPhone！ 年寄りは携帯電話をやるべき」。年長者2人の意外なコメントに会場からは拍手が沸き起こった。

　その後のインタビューで、元新聞記者で地元のタウン誌の記者役を務めるヒロインの黒木が「嘘はつかないけど多くを語らないせいで、結果的に嘘をついたみたいになっちゃう人。悪い人とも良い人とも取れる」と謎に包まれた自身の役柄を分析。そんな役柄が自身とかぶるところもあるといい、「私もどっちかというと後先考えないというか、多くを話さなかったりするので分かるところはある」とミステリアスに語っていた。

　この日、発表会前にはキャスト陣らが原作の舞台となる人形町で「凱旋御練り」を行った。発表会にはほかに向井理、原田美枝子、三浦友和も登場。日曜劇場『新参者』は18日（日）夜9時より放送開始（初回80分拡大スペシャル）。


　黒木メイサ