俳優の佐々木蔵之介が主演するテレビ朝日系木曜ミステリー『IP〜サイバー捜査班』(毎週木曜 後8:00)。「“サイバー捜査”と聞くと一見、近寄りがたい感じがしますが、ストーリーはとても身近」と、佐々木がアピールしていたとおり、初回では“フィッシング詐欺”が事件のきっかけとして登場し、簡単にだまされてしまう危険が身近に潜んでいることに身震いした人もいたことだろう。一方で、佐々木演じる安洛一誠の変わり者っぷりにも驚かされたのでは? ジャケットの代わりに“羽織”を身にまとい、パソコンのモニターと向き合っているその場所はまさかの“茶室”? 斬新すぎる新ドラマの魅力について、佐々木が解説する。
本作は、京都を舞台に《サイバー犯罪の脅威》と《人間ドラマ》を融合させた、斬新なミステリー。京都府警本部では、ネット分析やプロファイリングなど最先端の機器とスキルによる捜査支援を主とした部署《サイバー総合事犯係》を新設。優秀なエキスパートを集め、鳴り物入りで結成された部署だったが、実際に《サイバー総合事犯係》にまわってくるのは、ネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な仕事ばかり。捜査権はあるものの、立て割り組織である府警の中ではサポート係に甘んじるしかなく、《総事係¬》=《お掃除係》と揶揄される、“最先端の黒歴史”部署だ。
主任の安洛一誠(やすみや・いっせい)はサイバー犯罪に関する知識も捜査スキルもピカイチだが、性格にやや難あり。「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放つ超がつくほどのデジタル人間だ。
ほかのメンバーも個性的だ。配属されたばかりの新人刑事・古宮山絆(福原遥)は、安洛のことを自分の父親かもしれないと思って、総事係への配属を希望したという“ワケあり”。多和田昭平(間宮祥太朗)は、ある人物から安洛に関する“密命”を受けた“スパイ”? 総事係は総じて、警察官らしからぬメンバーの寄せ集まり。さらに、彼らの部屋も警察とは思えないカフェのような、デジタル空間とは真逆のぬくもりのあるインテリア。
佐々木は「刑事なのに、スーツではなく何故か羽織。安洛にとっては効率がいい衣服なんでしょうね、袂(たもと)からタブレットやスマホを取り出したりしています(笑)。僕がいるところも台本上では、資料の保管庫と書いてあったんですが、まさかの畳敷きの茶室みたいな部屋で、お茶立てて飲んだりして、お香をたいて考えたり。でも、その違和感も京都が舞台のドラマと聞けば和らいで、ギャップがすごく面白く感じられると思う」。
京都出身の佐々木は「京都は日本で一番牛肉を食べるんですよ。パン屋も多い。何が言いたいかというと、京都には、古くから新しいものを取り入れる素地があって、伝統とうまく融合させる気風がある。伝統ある“木曜ミステリー”枠と、この新しいドラマがうまいこと融合できてたらいいな、と思います」と、京都の気風をからめてこのドラマへの期待を語っていた。
衣装やセットも大事だが、「キャラクター(登場人物)が魅力的かどうか」も大事な要素。本作には、佐々木、福原、間宮が演じる安洛、絆、多和田のほかに、映像解析の腕は超一流で、府警本部内の噂や怪情報にも精通している川瀬七波(堀内敬子)、ハッキングの能力が天才的な岡林琢也(吉村界人)、鑑識課員・畑野陽葵(中川知香)、解剖医・夏海理香(高畑淳子)、そして《犯罪予測》や《プロファイリング》など、国内ではまだ実戦装備されていない知識や技術に長けた実力者なのに、ハラスメントに気を配りすぎている係長・平塚栄太郎(杉本哲太)がレギュラー出演する。
「登場人物たちがみな、個性的で、それぞれチャーミングだったら、毎週見たくなる、最後まで見届けたくなるんじゃないかと思っています。僕は変わり者。福原さん演じる絆は一生懸命、間宮くん演じる多和田のようなスパイっぽいのもいて、堀内さんや吉村くん、そして哲太さん、それぞれの個性が良く描かれているドラマだと思います」。
佐々木自身は超がつくアナログ人間で、劇中の安洛とは真逆とのこと。「僕はなんぼでも京都ことばがしゃべれるのに、安洛は、“洛中生まれの洛中育ち”なのに標準語(笑)。僕も基本は、無駄なことはしたくないんですけど、そうはいかない、という違いもありますね。効率よく仕事したいと思っているんですが、ダラダラ、時間を浪費してしまう。似ているところをしいて挙げるならば、僕も安洛も、京都の旬の食べ物が好きだというところくらいでしょうかね」。
本作は、京都を舞台に《サイバー犯罪の脅威》と《人間ドラマ》を融合させた、斬新なミステリー。京都府警本部では、ネット分析やプロファイリングなど最先端の機器とスキルによる捜査支援を主とした部署《サイバー総合事犯係》を新設。優秀なエキスパートを集め、鳴り物入りで結成された部署だったが、実際に《サイバー総合事犯係》にまわってくるのは、ネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な仕事ばかり。捜査権はあるものの、立て割り組織である府警の中ではサポート係に甘んじるしかなく、《総事係¬》=《お掃除係》と揶揄される、“最先端の黒歴史”部署だ。
主任の安洛一誠(やすみや・いっせい)はサイバー犯罪に関する知識も捜査スキルもピカイチだが、性格にやや難あり。「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放つ超がつくほどのデジタル人間だ。
ほかのメンバーも個性的だ。配属されたばかりの新人刑事・古宮山絆(福原遥)は、安洛のことを自分の父親かもしれないと思って、総事係への配属を希望したという“ワケあり”。多和田昭平(間宮祥太朗)は、ある人物から安洛に関する“密命”を受けた“スパイ”? 総事係は総じて、警察官らしからぬメンバーの寄せ集まり。さらに、彼らの部屋も警察とは思えないカフェのような、デジタル空間とは真逆のぬくもりのあるインテリア。
佐々木は「刑事なのに、スーツではなく何故か羽織。安洛にとっては効率がいい衣服なんでしょうね、袂(たもと)からタブレットやスマホを取り出したりしています(笑)。僕がいるところも台本上では、資料の保管庫と書いてあったんですが、まさかの畳敷きの茶室みたいな部屋で、お茶立てて飲んだりして、お香をたいて考えたり。でも、その違和感も京都が舞台のドラマと聞けば和らいで、ギャップがすごく面白く感じられると思う」。
京都出身の佐々木は「京都は日本で一番牛肉を食べるんですよ。パン屋も多い。何が言いたいかというと、京都には、古くから新しいものを取り入れる素地があって、伝統とうまく融合させる気風がある。伝統ある“木曜ミステリー”枠と、この新しいドラマがうまいこと融合できてたらいいな、と思います」と、京都の気風をからめてこのドラマへの期待を語っていた。
衣装やセットも大事だが、「キャラクター(登場人物)が魅力的かどうか」も大事な要素。本作には、佐々木、福原、間宮が演じる安洛、絆、多和田のほかに、映像解析の腕は超一流で、府警本部内の噂や怪情報にも精通している川瀬七波(堀内敬子)、ハッキングの能力が天才的な岡林琢也(吉村界人)、鑑識課員・畑野陽葵(中川知香)、解剖医・夏海理香(高畑淳子)、そして《犯罪予測》や《プロファイリング》など、国内ではまだ実戦装備されていない知識や技術に長けた実力者なのに、ハラスメントに気を配りすぎている係長・平塚栄太郎(杉本哲太)がレギュラー出演する。
「登場人物たちがみな、個性的で、それぞれチャーミングだったら、毎週見たくなる、最後まで見届けたくなるんじゃないかと思っています。僕は変わり者。福原さん演じる絆は一生懸命、間宮くん演じる多和田のようなスパイっぽいのもいて、堀内さんや吉村くん、そして哲太さん、それぞれの個性が良く描かれているドラマだと思います」。
佐々木自身は超がつくアナログ人間で、劇中の安洛とは真逆とのこと。「僕はなんぼでも京都ことばがしゃべれるのに、安洛は、“洛中生まれの洛中育ち”なのに標準語(笑)。僕も基本は、無駄なことはしたくないんですけど、そうはいかない、という違いもありますね。効率よく仕事したいと思っているんですが、ダラダラ、時間を浪費してしまう。似ているところをしいて挙げるならば、僕も安洛も、京都の旬の食べ物が好きだというところくらいでしょうかね」。
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2021/07/07