女優の武井咲が29日、東京・六本木のテレビ朝日で7月9日スタートのドラマ『エイジハラスメント』(毎週木曜 後9:00)の制作発表会見に出席した。脚本家・内館牧子氏の原作・脚本に、日本の企業にはびこる嫉妬と焦りにまみれた年齢差別の現状と、旧態依然とした会社と闘うヒロイン・吉井英美里(武井)の活躍を痛快に描く同ドラマ。武井は内館氏の「痛烈なせりふと闘います」と意気込みを語った。 人間の愚かしい本音を、手加減なくあぶり出す内館氏のシナリオさばき、そして声に出すのもはばかれるようなせりふの数々に「心が痛む」と武井。ヒロインのように、もし、周囲からいじめを受けたら、「五寸釘ぶちこむぞ」と毒づいて立ち向かうか、泣き寝入りするかという質問には、「どちらもしないかな。一人で生きていく覚悟で。自分らしく」と答え、芯の強さをのぞかせた。
2015/06/29