歌舞伎俳優の松本幸四郎、市川染五郎が17日、都内で行われた歌舞伎座11月公演『吉例顔見世大歌舞伎』記者会見に出席した。同公演は、幸四郎の父で初代松本白鸚さんの三十三回忌追善興行で、染五郎は、かつて白鸚さんが演じた『勧進帳』の弁慶役に初挑戦する。幸四郎は、縁ある役を息子が演じるのにあたり、「この日が来るのを夢みていた。息子が夢をかなえてくれた」と感慨深く語った。
幸四郎は、最近の染五郎の舞台を観て「役者っぷりが手につき職人になってきた。(弁慶を演じるには)大変いい時期かと思う」といい、「(息子も)弁慶を演じることは夢だったことだと思います」。記者会見前には、東京・池上本門寺の白鸚さんのお墓参りをし「ひょっとしたら私はきょうの日のために歌舞伎役者をやってきたのでは。夢がかなったんだなと父の墓前に手をあわせた」としみじみだった。
幼い頃から、弁慶役に憧れを抱いていたという染五郎は「憧れ続けたものが実現する。うれしいかぎり。うれしいのでたくさん泣きました」と照れながら明かし、「初役で、とても大きなハードルではありますが、精一杯努めます」と力を込めた。
同公演は11月1日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。
幸四郎は、最近の染五郎の舞台を観て「役者っぷりが手につき職人になってきた。(弁慶を演じるには)大変いい時期かと思う」といい、「(息子も)弁慶を演じることは夢だったことだと思います」。記者会見前には、東京・池上本門寺の白鸚さんのお墓参りをし「ひょっとしたら私はきょうの日のために歌舞伎役者をやってきたのでは。夢がかなったんだなと父の墓前に手をあわせた」としみじみだった。
幼い頃から、弁慶役に憧れを抱いていたという染五郎は「憧れ続けたものが実現する。うれしいかぎり。うれしいのでたくさん泣きました」と照れながら明かし、「初役で、とても大きなハードルではありますが、精一杯努めます」と力を込めた。
同公演は11月1日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。
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2014/10/17