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【花燃ゆ】語りに“シャア”声優の池田秀一を起用

 来年1月4日スタートのNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の語りを『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役などで知られる声優で俳優の池田秀一が担当することが22日、同局から発表された。

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で語りを務める池田秀一

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で語りを務める池田秀一

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 女優の井上真央が演じる吉田松陰の末妹・杉文(すぎ・ふみ)の激動の人生を、幕末から明治維新にかけての歴史的転換期を陰で支えた人々の群像劇と共に描く同作。

 同日、都内で開催された追加キャスト発表会見に音声メッセージを寄せた池田は「まさか私が大河ドラマの語りとは、冗談ではないと思いましたが、新しい時代を作るのは若者たちだという『花燃ゆ』の世界に惹かれお引き受けしました」と心境を語り、「文(ふみ)、いい女になるのだよ」とシャアのせりふをほうふつとさせる池田節で存在感を示した。

 池田からのエールを受けて、井上はこの日発表された共演者の松坂慶子かたせ梨乃麻生祐未若村麻由美らベテラン女優陣の顔を一人ひとり確認しながら、「この女性陣に囲まれていると、いい女になれそうな気がしています」と笑顔を見せていた。

 1949年生まれの池田は、幼少期より子役として活動し、半世紀以上の芸歴を持つ。同局のドラマ『次郎物語』(1964年)では主役の次郎を務め、“天才子役”の先駆けとして名を成した。声優としては『ONE PIECE』のシャンクス役、吹き替えでは持ち役としてジェット・リーやチャーリー・シーンがある。

 土屋勝裕チーフプロデューサーは「聴きやすく、色気のある池田さんの声で、1年間視聴者を導いていただきたい。『次郎物語』を観ていた60代・70代、40代の『ガンダム』世代、『ONE PIECE』のより若い世代にもなじみのある声で、ワクワクする大河ドラマにしていきたい」と期待を寄せていた。

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  • NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で語りを務める池田秀一
  • 追加キャスト一同(前列左から)かたせ梨乃、松坂慶子、井上真央、若村麻由美、麻生祐未(後列左から)小島藤子、佐藤隆太、高橋英樹、内藤剛志、宮崎香蓮 (C)ORICON NewS inc.
  • 主演の井上真央 (C)ORICON NewS inc.

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