第86回アカデミー賞授賞式が現地時間2日、米ロサンゼルスで開催され、長編アニメーション映画賞は『アナと雪の女王』が受賞。日本からノミネートされていた宮崎駿監督の『風立ちぬ』は受賞を逃した。また、短編アニメーション映画賞にノミネートされていた森田修平監督の『九十九(つくも)』も受賞を逃し、『ミスター・ハブロット(原題)』が受賞した。 『アナと雪の女王』は、CG映像と歌曲のクオリティが高く評価され、受賞の声がもっとも高まっていた作品。『第41回アニー賞(国際アニメーション協会)』で作品賞を含む最多5部門(作品賞・監督賞・声優賞・美術賞・音楽賞)を受賞。昨年11月から全米公開され、すでに世界全体での興行収入が10億ドルに迫り、歴代アニメ作品興行収入で、現在『トイ・ストーリー3』に続く2位。3月14日に日本公開が控えることから、記録更新も期待されている。