2006年7月にPlayStation2用ゲームソフトとして発売され、今なお絶大なる人気を誇る『ペルソナ3』の映画版第一章『PERSONA3 THE MOVIE ＃1 Spring of Birth』が今秋、劇場公開されることが28日、明らかになった。

　映画版では、原作の持つクールな世界観を踏襲しつつ、クオリティの高い表現を追求し、ゲームファンにも、劇場用アニメーションとしても満足度の高い作品を目指していく。

　メインキャストは、主人公（映画版は結城理）に石田彰、岳羽ゆかり役に豊口めぐみ、伊織順平役に鳥海浩輔、桐条美鶴役に田中理恵、真田明彦役に緑川光、山岸風花役に能登麻美子が出演。ほか、イゴール役の田の中勇（特別出演）、エリザベス役の沢城みゆきが発表された。

　第一章の監督は『バクマン。』などを手がけた秋田谷典昭監督、脚本は熊谷純氏、キャラクターデザイン・アニメーションディレクターは渡部圭祐氏、音楽は目黒将司氏（ATLUS）、スーパーバイザーとしてテレビアニメ『Persona4 the ANIMATION』を監督した岸誠二氏が参加する。アニメーション制作も『Persona4〜』と同じAIC ASTAが手がける。

　公式サイト（http://www.P3M.jp/）では満月の夜のみ動画を配信している。